イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

9060問題になってしまった

2022年01月29日 | 在宅介護
8050問題は、
すでに老化が進行し、
9060問題になってしまったんですね。

無事に生きていて、
ご家族のために、
患者さんのために、
と祈っていましたが、
ふじみ野の医師は亡くなってしまいました。
私は泣いた‼️
どれだけの人が彼の死に泣いただろうか‼️

犯人は66歳、最近死んだ母親は92歳、
すでに、8050じゃないんですよ。
以前から、大変なのは、
9060だと、福祉関係の方々はおっしゃってました。
90の親と60の息子の二人暮らしが大問題なんです。

娘はまだ、自分の生理で血を見て、
生活の汚いもの、ゴミの処理など慣れているんです。
息子は母親世代が、
「息子にゴミを捨てさせるなんて」という、古い時代の考えで育てた息子だから、
母親、父親の糞尿の始末など全くできないわけです。
そんな男が、寝たきりの親を見るなど、できるわけがない。
週3回、訪問されていたと聞きましたから、
母親のオムツなんか、全く替えてなかっただろうとわかります。

66歳の犯人は医師が、
自分の思うような医療をしなかったから、母親が死んだと思って
犯行に及んだわけです。
一報を聞いて、すぐわかりましたよ。
だって、9060、特に60代の息子が大問題なのは、
福祉関係者の間で有名な話なんですから‼️

私は福祉の仕事ではないけど、
9060問題は以前からわかっていました。
ご近所でも、あるんです。

最近、NHKで男性の更年期について
番組があったとか。
なんだ、やっと今頃か、と思いますね。
男性の更年期は52歳ぐらいで、
他人様に凶暴な言動をする男が
まわりに何人かいたんです。
どいつも似たような凶暴さです。
家族にも、他人にも、凄まじい暴言や暴行をする男がいる。
男性更年期からストーカーになるのもいる。

母の認知症の、
大学病院の精神科医に聞いたら
「40から50歳代の男性の更年期で、暴言を吐きまくる男がいて、
本当は治療が必要なんだが、
全く野放しであるから、
今まで築いてきた社会的信用がなくなってしまう。
信用できない爺さんになる。」
と言われていました。

犯人も男性更年期をうまく乗り越えてこなかったのだなとわかりましたし、
母親頼みの生活が、母親の死で崩れ、
その恨みが犯行となったのだと、すぐわかりました。

更年期は平均10年、人により15年かけて、
性ホルモンが低下していくんです。
男性更年期をうまく乗り越えられず、
そのまま認知症突入する人、たくさんいますよ。
まだ、女性の更年期の方が社会認識も理解もあります。

全く、とんでもないことをしてくれた‼️
大切な在宅医療の医師を死なせるなんて‼️
東入間医師会の会長も言われていましたが、
どれだけ、患者さんたちが頼りにしていたか‼️
9060問題、やっと表面化してきたかと思いました。
60代の凶暴な息子に虐げられている福祉や医療の方々、多いと思いますよ‼️

女性は更年期で人生終わりみたいな言い方をされていましたが、
今は男性更年期が大問題で
それこそ、自分から人生終わりにしている男がいるんです。
男性更年期をもっと社会に認識させて、
あの凶暴さを何とかしてください。
犯人のような男が増えたら、とんでもないわ‼️
涙と共に怒りが湧いた1日でした。

亡くなられた鈴木純一医師のご冥福をお祈りいたします。



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回転焼きとマフィン

2022年01月26日 | 在宅介護
今朝のカムカムエブリバディ、、、

岡山市では、回転焼きのことを
たいこ焼きとも言ってましたね。

私が馴染んでいたのは、
姫路が本店の御座候です。
岡山にも昔から、お店がありました。


両親が時々買ってきてくれる御座候が大好きでした。
小豆のあんこもいいけど、白あんがおいしいんです。
懐かしい味。

カムカムエブリバディも京都が舞台となって
知っている場所が出てきました。
大月回転焼き店も繁盛するといいですね。


今朝は、るいちゃんを見ながら
私もりんごのマフィンを焼きました。




母の入浴の、若い看護士さんやスタッフの方々に食べていただいています。
人を入浴させるって、
それは大変なことなんです。
彼らは、本当によく働き、
母や私を気遣ってくれます。
1週間に1度の入浴の日が、母も私も楽しみです。

私も「おいしゅうなれ」と思いながら、焼いていますよ。




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じーっと考える

2022年01月26日 | 在宅介護
オミクロン感染が岡山でも増え、
高齢者施設にも感染者がたくさん出ています。

母が一昨年の12月に、完全な寝たきりとなってからは、
私はリビングのソファにゆっくりと座ったことはないです。
家の中は片づける時間がないから、めちゃくちゃですが
母が死んだら片づけられる。

母は昨年の今頃は、
2月初めの誕生日は迎えられるか?わからない状態で
夜のチェーンストークスが続き、
いつ死ぬか、いつ死ぬか、という状態であったから、
私は母の隣で寝起きして
いつ死んでもいいように、
徳島ハリストス正教会の小川神父様から教わった、
亡くなる時に、仏教でいうところの
引導を渡せるよう
私の心身を準備していました。

そんな状態の中でも、
私が、少しのおかゆなど母にあげると
いらないとは断らなかったので
食欲はある、ということは、
ひょっとして、大丈夫なんじゃないか?と思い始めました。

母の訪問診察医からは、
在宅で死なせる予定だから、
救急車は呼ばないで、とか
最期の呼吸はこうなる、とか
医者が来るのが間に合わない時に、最期に少しでも楽になる薬のセットとかを渡されていたし、
医者も看護士も2月まではもたないだろうと思っていたが、
私は自然にまかせていました。

神様、母を生かしてください、
と祈ったことは一度もない。
神様、おまかせします、と何度もお願いしました。
神様しか死ぬ時期は知らないんだから、おまかせでいいんです。

そうしたら、
食欲が全く落ちないので
あれっ?
ひょっとして生きたい?
という感じになり、
みるみる元気になり始めたのが、昨年の1月末です。
これには、医者も看護士も驚いた。

病院や施設にいたら、死んでいただろうと思う。
死にかけと判断されて、飲食はほとんどなくなり、
点滴状態となり、弱って死ぬ。
今でも母が生きているのは、
時間は関係なく、私が母の様子を見て
飲食を与えているからだと思う。
早朝でも、深夜でも、全く関係なく、
母が食べたい時に食べさせて
お茶など飲み物をたっぷりとらせている。
寝たきりとなったが、
母の身体はまだ消化できる身体なのだ。
食べて、飲んだら生きる。

訪問看護士さんたちがかわりばんこに週に2回きて摘便をしてくださる。
床ずれの大きなものはない。
訪問入浴の看護士さんやスタッフの方々には、心から感謝しています。
聖職という言葉がぴったりです。

私の身体は、おかげさまで、
重度のぎっくり腰から回復して、
コルセットは今はつけていない、
筋肉量も増えてきて、
歩いていける場所には、なるべく歩いて行く、
母の介護と同時に自分の介護予防をしなくてはならないから
毎日の体力作りは欠かせない。
母の在宅介護で得た知識が私に役立っています。

昨年、母を預けて離れたのは、
ペースメーカーの入れ替え手術の1週間だけです。
ずっと母の隣で寝ているけど、
これが苦なくできるのは、
若い時に、自分のしたいように制作し、仕事をして、
外に散々、出ていたこと、
年をとれば、出なくなるだろうと考えていたから、
今は家でマイペースで仕事ができています。
私が40代の時に、
将来の介護を予測して、
若い時にがんばって自分のスタンスを作っていてよかったと思いました。
その考えは、小学生の時に私はヤングケアラーだったから。
母も仕事をしており、
祖母の布オムツを干してから、学校に通ってましたから、
介護は当たり前と思ってました。
ですから、若い時から、介護を忘れたことはない。

母を介護したことで、私も生きながらえたように思います。
今年、60歳になりますが、
毎朝、起きた時に、
身体が動く、と確認しますが、
それだけでもありがたく、うれしいです。
「介護漬けでかわいそう」と、よく言われますが、
実は、私が先に死ぬところを、
生かしてもらっているんじゃないかと思います。
若い時に散々、やりましたからね。
今は、ババアなりの生き延び方をしています。

ミュンヘンやヒューストンでのキルト展示をしておいてよかったな、
今はいつできるか、わかりませんから。
したい時にしなくちゃ、できなくなるって、
本当にそうだと思います。
パッチワーク業界も今は虫の息です。
見たことのある作品がフリマサイトにたくさん出ています。

コロナは最低5年続くと言われていますが、
もう2年少し過ぎました。
まだまだ、続くだろうと思います。
みんな、大変な状況は同じですから、
慌てず、じっくり考えた生き方をした方がいいです。
将来って、どうなるかわからない。
わからないから、
私は、じーっと考えながら行動する。
若い時から変わらない。
みんな、ババアやジジイになるんだからね、
じっくり生きなきゃ損よ。

おかげさまで、
母は90歳のお誕生日を迎えられそうです。




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いいこともあるものだ②

2022年01月24日 | 岡山
昨年、介護食の懸賞でいただいた
ダイソンの加湿器は
好きな湿度のパーセントが選べるので、
すごく便利で、毎日使っています。
加湿器が欲しかったので、とても助かりました。
夏は扇風機になります。

最近、いただきましたのは
新見市でとれたジビエの缶詰です。

山陽放送の天気予報で
岡山県内を紹介されるのですが、
そのプレゼントで、いただきました。
笑味ちゃん天気予報というコーナーで、かわいい2人の女性たちがお天気と
岡山県内の農産物の話題を紹介していたり、
天気予報士の方が出られて、詳しい岡山の天気を紹介してくれます。
私は暮らしの参考にしています。
先日は、大好きな連島ごぼうの畑も見れました。
岡山の農産物は安全で、おいしいです。
岡山産なら安心して買っています。







塩漬けは娘の彼にあげまして、
山椒とオレンジの猪そぼろは
今晩いただきます。
ありがとうございました。
とてもうれしかったです❣️



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迫ってきた

2022年01月23日 | 在宅介護
岡山市の田舎の在宅介護で引きこもりの我が家にも、
着々とオミクロンは迫ってきました。
岡山県もまん延防止等重点措置を要請したみたいですね。
ちょっと、遅いかな?という感じ。

在宅介護でお世話になっている医療関係者たちのまわりで、
濃厚接触者が次々と出ていて、
「いよいよ、来たか」と思います。
来た時の準備はしておこう。

我が家は在宅介護14年ですから、
レトルトの介護食があるんです。
食事は栄養面だけ考えたら、何とかなりそう。
レトルトの介護食は、スープ類がいいですよ。
それと、おいしくはないけど、
介護用の栄養ドリンク。
1個で200kcalはとれますから、
最低限の栄養と血糖、血圧は確保できます。
経口補水液だけだと、塩分だけ取ることになります。
市販のカップスープの素と牛乳でも
用意しておいたらいいと思いますよ。
おかゆとか、おじやとか、
案外、食べられないです。
飲み物が簡単。
他には、栄養全く無視でもいい気がする。
とにかく食べられる好きなお菓子やスナック、
日もちする菓子パンでも
真空パックの惣菜、
コロナ感染でも真空パックのシューマイだけは食べられたという男子がいました。
食べられる物を用意しておきましょう。

今週は私の定期健診が2つもあるんですが、
私の通う病院はコロナ病棟満室、
当然、定期健診をスキップしよう、
電話再診にしようと思います。

地震も来たし、
オミクロンも迫ってきましたね。
感染しても、がんばろうね❣️
生き抜こう‼️





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花時計