イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

芸術家の傲慢

2014年05月03日 | イコン
青森で現代芸術家が、
自分の作品内で亡くなった事件には
私は驚くばかりです。

自然の中でのアートイベントも今や乱立。
観客の取り合いにもなり兼ねないほどです。

岡山のアパレル会社も
岡山県内での現代アートのイベントを企画されているそうで、
ベネッセの社長との対談を見る。

正直、私は「もうえぇわ~」といった感じ。
飽きてきたのだ。

自然と共生した町おこしの起爆剤に現代美術の展示をして人を呼ぶ、
という乱立に、嫌気がさして飽きてきた。

本当に「そこに住む人」は、
現代美術を歓迎し、それを観にくる観客を迎え、
ありがたく思っているんだろうか⁈
という疑問が最初からあって、
企業や芸術家たちは「そこに住む人」ではないわけであるし、
私だったら、すぐに「もうえぇわ~」になっていると思う。

企業がお金を出すなら、
ナショナルトラストみたいな
自然の現状維持にならなかったのだろうか?

「俺を使えばいいのに」とか
「主人の作品こそ、屋外のアートイベントにぴったりなのに、
なぜ使わないのかしら?」
という言葉は、芸術家たちから散々聞いたし、
それには、イベント参加で自分を売り込むという目的がもちろんあるし、
自然と芸術の共生なんか、
とっくにないわけだし、
もう、うんざりしている私です。

青森の事件は、芸術家の理想の傲慢さが
本人の死という形で出たように思えます。
あれだけ車を使った作品を制作していたならば、
車を利用した練炭自殺、
排ガス引き込み自殺、
雪で管が塞がれ車内で一酸化炭素中毒死、など
度々あったことを知らなかったわけではないだろうし、
「作品にそぐわない」という理由で安全性を無視しようとしたわけだから、
亡くなったのが本人でよかったと私は思いますね。
連休中に親に連れられて、
会場に作品を観に来た幼い子どもたちが
比重の重い一酸化炭素を低い位置で吸って
亡くなることがなくて、
本当によかったと思いますね。

芸術家の傲慢さには、うんざりしている私です。
「私たち夫婦は立派な仕事をしてきたのよ。
なのに岡山の人はどうして私たち夫婦を敬わないのかしら⁈」が
イコンの先生の口癖でしたが、
普通の方々も普通に仕事してますよ。
芸術家は芸術をするのが、仕事でしょ。
岡山をバカにするのもいい加減に辞めていただきたいですね、
と、私だけでなく岡山県民多数の意見です。

「自分たちは素晴らしい!」
という芸術家の自惚れにもうんざり!
低レベルの芸術家はみんな相手にしなくなりますね。

人間としての精神性の高さがなくちゃね!
とても尊敬はできません。
人を罵ったり、攻撃してくるおかしな人は、
どうだっていいのよ。

人間を殺す芸術作品なんて、
芸術なんて言えないよね。







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