もともと、パソコン講師ですから、ブログのやり方を生徒さんに教えれないといけませんというので、
でっかい字で書いてくれてる 生徒用のブログ作成のマニュアルを見ながら 基本だけ 練習という形で始めました。
それは去年のお話__
去年は夜ブログを書く暇なんてなかったんです。
40戸くらいある当マンションの、女理事長として 雑用をこなしておりました。
うちのマンションは古くて、当番制といっても、そんなに厳格に決めているわけではなく
どういうわけか、今年あたりやってちょうだいってわけで、今年ぐらい順番が回ってきたんですか?
じゃあやります。と言ったら……
お宅は一度も、 理事長をやってませんね。
じゃあ、よろしくってな感じで、はっきり言って逃げまくったけれど
無理やり押し付けられたわけです。(その時はそう思いました)
周りから、理事長は理事より、ずっとしんどいし、大規模改修なんかの時の理事長は
終わったあと、病気になっちゃって病院に入院していたのを知ってるだけに
ぎょぎょぎょ
旦那は「まあがんばってやって、まかすわ」と理事長の仕事はこちらにきました
だいたいこういうのは、会社なんかで鍛えられている
人生経験豊富な、中高年の男性陣がやるもんだとばかり思っていた。
住民同士のいざこざなんか、仲裁できるわけないやんとブツブツでした。
実際、管理人を通してすぐに、理事長になにやかやとクレームがはいる。
古いマンションで、修理が頻繁にある。
理事長が管理組合のハンコ、管理会社が通帳を持っているために
すべての出金に、理事長が 管理組合のハンコをつかなければならない。
工事はすべて理事長の承認がいる etc.etc.etc.etc.
まだ管理人さんや管理会社のお兄さんが、いろいろ雑務はやってくれるので、
ここのマンションは 楽な方らしい。といっても
さあ出かけようかなと 下のエントランスに出ると、
「理事長、あの……」と管理人や、直接住人に呼び止められる。
「理事長」と言われるたびに、「又何か問題か」と冷や汗がたらり、パソコン教室でどじるどころではないですよ。
3ヶ月目なんかあたり、呼び止められるのが嫌で 少々理事長辞めたい病にかかって、正面玄関から出るのをやめて
駐輪場の出入り口から、こそこそ 外にでるようになった。
理事長か、泥棒かという感じですね
それが、1年たった今年の6月、定期総会のころには、
考え方がすっかり変わっておりました。
すっかりというのは語弊があるかもしれませんが、かなりですね。
「私、他の人には体験できないえらく 社会勉強ができたんじゃないか」
「世の中って、私が思ってるほど甘くないんだ、厳しい社会なんだ」
「だけど、人のためだけに働くのも悪くはない」
とか、いろいろ思うようになりました。
昨今、マンションの理事長、または理事もそうですが、なり手がないそうです。
病気だとか、仕事で留守にするとかいろいろ理由をつけて、
拒否するらしい。
拒否する人には、お金を払っていただくことにしたマンションもあるらしいです。
あるいは、理事長、理事に対して、役員報酬を払うことにしたマンションも
でも、なってみるとわかります。
マンションに住んでいる人たちは、いろいろなことで
助け合って、やっていかないとどうしようもないんだと
自己中心、個人主義だけでは、楽しくは暮らせないんじゃないかなあと
理屈抜きで、考えるようになったわけです。
遠くの親戚より、近くの他人です。
それだけでも、勉強になりました。よ
また、詳細は今度