ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

新鮮で獨特な強い味と香 わさび

2008-04-14 17:36:59 | スグレモノ・ヘンテコモノ
市中心街のサーモイローボイ通り沿いにある食材屋さん「パナマ・エム(Панама М)」。ここでは、その辺のスーパーには置いてない食材を扱っています。筆者の記憶が正しければ、醤油や海苔、甘酢生姜も、ここが最初に売り始めました。

そんなお店にひさびさに寄ってみました。真っ先に日本食材コーナーへ直行。
すると、以前と比べワサビのメーカーが増えていました。よくよく見てみます。右から:

①「新鮮で獨特な強い味と香 WASABI わさび」
②「????(ハングルなのでようわからん)」
③「S&F 青芥? 風味獨特」

ひとつひとつ見てみましょう。

①中国製のワサビですが、そのキャッチコピーに思わず目がとまります。最初その「獨特(どくとく)」を、さんずいの「濁特(だくとく)」と読んでしまい、
「清流で作られるからこそなのに、特別に濁(にご)って澱(よど)んでしまったワサビなんて、むっちゃクサそうで嫌だなあ。」
と思ってしまいました。
「獨」は「独」と同じ意味ですが、当用漢字です。普段日本では「独特」とします。それが当たり前。恐らく、中国では「独」という字は使われていないのでしょうね。
それから最後の「香」に送り仮名がない、というところに過敏に反応してしまうのは、恐らく筆者の職業病かもしれません。

②は間違いなく韓国製。韓国でもワサビ作っているんですね。

③は明らかに中国製です。プライスタグにもそう書いてあります。しかも、HONDAをHONGDAとするように、メーカー名をマネッこしています。
慌てモノが買いに来たら、あの「フォンドボーディナーカレー」でお馴染みの、日本の某食品メーカーの製品と勘違いします。
更にこちらにも「独特」でなく「獨特」の文字が。

お土産にいかがですか?