22日(火)もお天気が好くない(雨が降る)という天気予報に反して、まずまずのお天気(雨なし)で、気温も平年並みでした。
当節は近くの住宅街へ入って見ると、どの路地にも防犯カメラ、監視カメラと名前は違っても、自治会が設置したカメラが氾濫しています。もちろん、犯罪を防止するためのカメラ設置は自衛上、やむを得ないです。当然、この映像中身は誰かが確認しているのでしょう。犯罪が起こった時には、警察の重要な証拠映像としても犯人逮捕の元になっています。そういう物で検挙された事例や犯罪防止効果があることも分かります。でも、このカメラ氾濫状態は幾らか異常だと思います。ある大学の専門家は 「 金融機関のように店舗内に限定してカメラを回す場合とは異なり、公道への設置は基本的に問題だ。不特定多数の市民が記録され、通行した時間や服装、交遊関係などが分かってしまう。法的規制はないが、肖像権やプライバシーの侵害に当たる可能性が高い。公道を歩くことは、人に見られているという意識があるはずだが。」と言われています。いくら自宅周囲は犯罪が防止されても、公道を行く他の人のプライバシーを無視して侵害してもいいという理由にはならないでしょう。私など「色々な公道をふらふらする」とか「この辺のお庭の立木は如何?」などの不審者に近い行動もしています。その度に目をつけられたら、と思うと困ります。管理人の居ない外から出入りしやすいマンション等には効果はあるのでしょう。でも結局、これで撮った映像を誰がどういう基準で、どういう権利でいつも確認して(見て)いるのでしょう。プライバシーの見解に立てば薄ら恐ろしいことです。
。ここにも あるマンション入り口