２日（水）は思ったよりも高温で、２０℃以上になったのかも知れません。一応シャツと薄手ブレザーを着て出ていきましたが、汗だくでした。
豊中市南桜塚の裏道（道幅は意外に広い）を歩いていて、丸正マーク 買取所（上の写真）、という簡単な看板を見ました。いったい何の商売かと思いながら、覗いてみると”質屋さん”でした。今の時代でも質屋さんはあるのですね。幸いに私は学生時代の５０年以上前に、１～２回経験してからお付き合いがなかったので、質屋さんがまだあるとは思いませんでした。学生時代、毎月田舎教師の父か（母から）送ってもらう学資が、何かの都合で送ってくるのが遅れたり、急な事があって使い過ぎてしまったりした時には（友人が教えてくれた）学生証や母手づくり布団（夜は友人と寝る）などを質草に、僅かな金を借りた覚えがあります。相手も絶対質流れをするような人間でないことを承知で、親不孝はダメと言いながら貸してくれました。でも私達昭和の若者はたまに行く時に堂々たる質屋通いでした。恥かしいと思ったことがありませんでした。今日見た裏通りの質屋さんは、高級なアクセサリーや衣服を買い取るのでしょうか。やや人目に付きにくい裏通りの質素な？（見難い感じの）入り口に見えました。高級品を質入れするような客は貧乏学生たちと違って幾らか恥ずかしいのでしょう、店先で、色々な質屋さんへ行く人生模様を思いました。
奥に掲げてありました