『きみはいい子』(監督:呉 美保(オ ミポ) 脚本:高田亮 原作:中脇初枝)
映画は中脇初枝さんの小説jを初めて読むきっかけにもなった。原作が読んでみたくなる映画だった。(私の住む高知では、その後、県の10数ヶ所でも自主上映会が行われた)
http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/d2fe528c0a0fea0c5f96a4b7c89440ad
『うつくしいひと』(監督・共同脚本:行定勲)
熊本県の依頼?で熊本地震の前年に作られたと映画だとか。震災前の美しい風景が見られるということもあって、高知では熊本支援チャリティとして上映された。(監督さんも出演者の方たちも、オール熊本出身とのこと)
商業用の映画とはまた違って、出演者も楽しんで?演じている感じで、ちょっと「奇妙な味」の小説を読んでるような気分になった(^^)。(熊本の被災された方たちに、ただ気持ちでだけですけれど、エールを送りたいです)
『無伴奏』(監督:矢崎仁司 原作:小池真理子)
70年安保の頃。年若くして精神的に自立してしまう女の子(原作者の自画像?)もいるんだなあ・・・というのが正直な感想。(高校生のヒロインは、大学時代の私自身と比べても、はるかに「大人」に思えたので)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/48291723.html
『セトウツミ』(監督:大森立嗣 原作:此元和津也)
原作コミックを知らなくて、「瀬戸」と「内海」で「セトウツミ」とわかっただけで、もう笑ってしまった。
チラシのド真ん中に「喋るだけの青春。」とあって、まあほんとにそんな感じ。でも、こういう時期というか年頃というか、その昔自分なんかにもあったような気がするし(^^;。(どーでもいいような会話だけで、いくらでも時間が経つというか、それがまた、ごく自然というか)
でも、大阪弁っていいなあ。今となると、妙になつかしくて・・・池松壮亮と菅田将暉(2人ともちゃんと高校生に見える! 『無伴奏』の成海璃子さんといい勝負~)の醸し出す空気感と、半拍外した?ような会話の妙で、まったりクスクスの75分だった。
(4本)
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