台鉄・台北駅ビルの2階には、主にフィリピンとインドネシアからの外国人労働者向けの食堂やCD・新聞・雑貨などの売店が軒を並べていて、筆者はときどきそこでフィリピンポップスのCDや雑誌などを買ったり、飯を食べたりしていたのだが、きょう(5月30日)帰りがけに久しぶりに立ち寄ったところ、なんと、ほとんどの店が閉まっていて、撤去されているではないか!!
引越しの荷造りをしていたインドネシア料理店やタイ料理店に聞いたら、どうやら高速鉄路(台湾新幹線)開通を前に改装するために、立ち退きを求めたらしい。物件持ち主の台湾鉄路が台北地方法院に立ち退きの強制執行命令の仮処分を提出して認められて、6月3日に執行する張り紙がしてあった。
店はてんでばらばらに離散するようだ。フィリピン人の店の場合は、溜まり場になっている中山北路3段あたりに引っ越すのだろう。
しかしねえ、どうせ、高速鉄路なんて予定とおりに開通なんかしないでしょうに。それより、外国人労働者にとって、台北駅2階の名店街は毎週末の憩いの場で、土日の夕方ともなれば、北側はフィリピン人、南側はインドネシア人がたくさん集まっていた。そうした場をいきなり撤去するのは、台湾で根強い東南アジア人労働者蔑視を感じて、ちょっとさびしい感じがした。
引越しの荷造りをしていたインドネシア料理店やタイ料理店に聞いたら、どうやら高速鉄路(台湾新幹線)開通を前に改装するために、立ち退きを求めたらしい。物件持ち主の台湾鉄路が台北地方法院に立ち退きの強制執行命令の仮処分を提出して認められて、6月3日に執行する張り紙がしてあった。
店はてんでばらばらに離散するようだ。フィリピン人の店の場合は、溜まり場になっている中山北路3段あたりに引っ越すのだろう。
しかしねえ、どうせ、高速鉄路なんて予定とおりに開通なんかしないでしょうに。それより、外国人労働者にとって、台北駅2階の名店街は毎週末の憩いの場で、土日の夕方ともなれば、北側はフィリピン人、南側はインドネシア人がたくさん集まっていた。そうした場をいきなり撤去するのは、台湾で根強い東南アジア人労働者蔑視を感じて、ちょっとさびしい感じがした。