3年お世話になった「オフィスを本日退去し移転する」 理由は「固定費の削減」である。
こうなった理由は
① 日本自動車業界の低迷による「仕事の減少」
② 円安
である。 この年末からの「日本自動車業界のEV化対応への本格化」は噂されているが「確実ではない」
そして「円安も135円程度と多少は落ち着いたがそれでもコロナ以前と比較すると30%近くの円薬には変わりない。
つまり日本で100万円儲けてもベトナムに送った段階で「価値は70万円になってしまうのだ」
社員たちに「同額の給与を払うには、日本円だと130万円」を送金しないと同額は払えない。
(もし逆なら、社員たちの給与を30%も上げることができるのだ)
仕方がない。この現実に対応する以外ないのだ。
この1年でやったのは
*会社状況に依る大幅な「退職」で40%以上のリストラ(実は若い社員の離脱はむしろ会社としては幸いだったが?)
*新顧客の獲得
*作業単価の値上げ
そして「今回の事務所移転による固定費の削減である」
加えて「在宅勤務形式の導入による、経費削減」も行った。
これで「対応できると思われることをすべてやった」・・・あとは頑張るだけである。
設立十一年、このような危機は過去にあったが、このように厳しいのは今回が初めてである。
日本のような「斜陽国家」をメイン相手にしているのだから当然かもしれない。
今後は「ベトナム国内そして他国への業務移転」を行う必要もあるだろう
後は自分の気力と体力が持つかどうかである。ベトナムに進出した日本企業は
5年で95%が撤退する現実がある。10年となればなおさらだろう? 今自分はその現実を
実感している。それでもまだ「チャンスは残っている」、しかし
年齢的に見ても「最後のチャンスだろう」
中学生の頃から「座右の銘」を書く機会にはこう書いてきた「人生2勝1敗」
はたして「そうすることができるかどうか?」
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