★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「再スタート」

2023-05-13 11:42:30 | ベトナム・ハノイ

 3年お世話になった「オフィスを本日退去し移転する」 理由は「固定費の削減」である。

こうなった理由は

① 日本自動車業界の低迷による「仕事の減少」

② 円安

である。 この年末からの「日本自動車業界のEV化対応への本格化」は噂されているが「確実ではない」

そして「円安も135円程度と多少は落ち着いたがそれでもコロナ以前と比較すると30%近くの円薬には変わりない。

つまり日本で100万円儲けてもベトナムに送った段階で「価値は70万円になってしまうのだ」

社員たちに「同額の給与を払うには、日本円だと130万円」を送金しないと同額は払えない。

(もし逆なら、社員たちの給与を30%も上げることができるのだ)

仕方がない。この現実に対応する以外ないのだ。

この1年でやったのは

*会社状況に依る大幅な「退職」で40%以上のリストラ(実は若い社員の離脱はむしろ会社としては幸いだったが?)

*新顧客の獲得

*作業単価の値上げ

そして「今回の事務所移転による固定費の削減である」

加えて「在宅勤務形式の導入による、経費削減」も行った。

これで「対応できると思われることをすべてやった」・・・あとは頑張るだけである。

設立十一年、このような危機は過去にあったが、このように厳しいのは今回が初めてである。

日本のような「斜陽国家」をメイン相手にしているのだから当然かもしれない。

今後は「ベトナム国内そして他国への業務移転」を行う必要もあるだろう

 後は自分の気力と体力が持つかどうかである。ベトナムに進出した日本企業は

5年で95%が撤退する現実がある。10年となればなおさらだろう? 今自分はその現実を

実感している。それでもまだ「チャンスは残っている」、しかし

年齢的に見ても「最後のチャンスだろう」

中学生の頃から「座右の銘」を書く機会にはこう書いてきた「人生2勝1敗」

はたして「そうすることができるかどうか?」

 

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