GOMA-BLOG

旅行と数学、株式とガンダムを中心とした日記です.

三平方の定理は使えないから

2007-01-28 22:16:45 | 日記
TEXで図を書く練習をするため選んでみた.

2006年の実践女子の入試問題

問題

図のように中心が同じ2つの円にぴったりついた直線があります.直線の長さが10cmのとき,斜線部分の面積は何cm^2になりますか.ただし,円周率は3.14とします.





中学受験生だから,考え方は2通りだと思う.センスを見るため,記述式で出題するなら,いい問題かなぁ.

模試問題作成中

2007-01-27 23:59:59 | 日記
昨日から,月末〆切の模試問題の作成の仕上げにはいっている.
だいたい,終わりが見えてきたが,目玉用の大問が今ひとつすっきりしない.


それで,ネタ探しにネットやmixiを見て回ったのだが,すごい解説をしている問題を発見

三角比の問題で(数字は適当),

「a=5,b=6,c=8のとき,cosAの値を求めなさい」

という問題で,「cosを聞いているから,余弦定理を用いる」という解説を発見した.こりゃびっくり...

じゃあ,
「a=5,b=6,c=8のとき,sinAの値を求めなさい」
だったら,正弦定理になってしまう.でも,いきなり正弦定理では解けない.ちなみにこれは,流れでいえば,余弦定理を使ったあと,相互関係を使って解くのだ.

で,大事なのは,「なんで余弦定理がひらめくのか」なのだが,これを「経験だ,量を練習すれば(いつか)わかる」的な説明をする先生もいるようだ.

確かに量はスムーズに処理できるようになるためには必要だし,(理想としては,そこで,気付いても欲しいのだが,)「なんで」の部分を理解していなければ,ただの解法暗記になってしまう.

これは,正弦定理と余弦定理くらいしかつかえないかなとなった段階で,余弦定理を選ぶ理由があって,だから余弦定理を使う.という考え方を伝えてる指導者がどれくらいいるのか,不安になってしまった.

字が小さいと集中力アップ?

2007-01-26 23:59:59 | 日記
今日,中3の授業で,「式の展開の工夫」

(x+1)(x+3)(x+5)(x+7)

を練習した.他の学校の土曜講座向けに作った練習用のプリントを流用したのだが,書き込みのスペースを6cmくらいのスペースしかとっていなかったので,途中式を書くには狭いため,ノートに解くように指示した.

だいたい,置き換えを使うと,途中式が8行くらいかかるので,6mmくらいの字の大きさでギリギリだし,小さいと見間違えやすいのと,消しゴムも書けにくいからだ.(と,えらそうに言っているが,自分は自分用のノートや計算はそれくらいの大きさだったりする(w )

なのに,その6cmくらいのスペースに,書く生徒もいて,見て回りながら,「うーん」と思っていたが,逆にそこにきちんと書くことに集中したのか,いつもより正解率が高かった.

こういうこともあるのか...

LECなんかに認可するからだよ

2007-01-26 12:49:35 | 日記
会社設立大学 解禁見送り、政府 特区で問題多発

読売新聞より

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070126ur03.htm

LECはもともと公務員試験等向けの予備校なのだが,実は,数日だけ,働いたことがある.

もともと,教材作成で採用された(はず)のだが,行ってみたら,話が違って,教壇にたてとか,別の作業をしろとか言われたりとで,結局,それ以来になってしまった.

その後,PCソフトの違法コピーなどでも問題になり,ああ,そういう雰囲気はあったなと思っていたのだが,株式会社立の学校を作るというので,「うーん」という気もしていたが,やはり,こんなことになっている.

この後,特区に限らず,全国に株式会社立の学校を認める流れが出来そうだったのを,流れてしまった.


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 構造改革特区だけに認められている株式会社による学校設立について、政府は25日、全国解禁を当面の間見送る方針を固めた。株式会社が初めて設立した「LEC東京リーガルマインド大学」(本部・東京都千代田区)の法令違反が明らかになるなど、株式会社立の学校の多くで経営面や教育研究面に問題が見つかったためだ。

文部科学省は同日午後、LEC大に対し、学校教育法に基づく初の改善勧告を発動。改善した内容について、30日以内に書面で報告するよう求めた。

 私立学校の設立・経営は、学校教育法で学校法人にしか認められていないが、2003年度から、特区制度を利用すれば株式会社も学校を設立できるようになった。現在、株式会社立の学校は、大学6校、高校13校、中学1校の計20校ある。

 特区制度は、弊害がなければ、一定期間後に、全国で規制を完全になくすことが前提となっており、株式会社の学校設立についても、政府の構造改革特区推進本部が2006年度中に、全国解禁を認めることを視野に検討を進めていた。

 ところが、文科省による株式会社立学校の調査で、〈1〉収支が赤字〈2〉大幅な定員割れ〈3〉他の仕事と兼務する教員の指導力不足〈4〉図書館の蔵書が少ない――などの問題が浮上。さらにLEC大が改善勧告を受けることになったことから、同本部は、全国解禁を見送らざるを得ないと判断した。

 一方、文科省はLEC大への改善勧告の中で、専任教員の実態と教育方法の2点が、大学設置基準などに明確に違反すると認定した。専任教員173人中106人が授業を全く行っていなかったほか、ビデオ授業のほとんどで教員が立ち会わず、質疑応答が可能なのはビデオ授業全体の約1%しかなかった。

 また、授業を行っている専任教員67人のうち40人は、経営母体の株式会社が全国展開する資格試験対策予備校で勤務していた。文科省は、大学と予備校が一体化している点についても改善に努めるよう求めた。

 今後、LEC大が勧告内容を改善できなければ、学校教育法に基づく変更命令、廃止命令に進むことになる。同大は、特区の株式会社立学校が解禁された初年度の特例により、わずか3か月の審査で設置認可され、04年4月に開校した。

 構造改革特区 地域限定で特定分野の規制を緩和する制度。自治体が計画を申請し、政府が認定する。これまでに株式会社の農業参入など計121件が、地域限定の規制が外され、全国解禁された。

(2007年1月26日 読売新聞)

センター試験・数学IA(2)

2007-01-25 23:18:52 | 日記
昼休みに残りの問題を解きました.

大問2 2次関数
平方根を含む計算の処理速度がポイントかな,問題は至って平凡.
途中,無理数の大小の評価が微妙な数があるが,穴埋め問題なので,答えがわかってしまうのがある.記述にしたいところ.

大問4 場合の数・確率
サイコロなので,樹形図を書き始めれば,途中から計算でできる.これも処理速度次第.

全体に難問はなかった.というか,簡単.処理にもたつくのとケアレスミスに注意.

学力テスト、昨年と同問題 東京都調布市

2007-01-25 21:05:29 | 教育
学力テスト、昨年と同問題 東京都調布市

外部委託なのはいっこうに構わないが,同じ問題とはいい根性している業者もいたもんだ.

問題の質にもよるが,小4・小6の2科目と中1の3科目で,合計7本の問題作成とデータ処理なので400万から500万とっているなら,問題は新作で,同内容で作れるはず.

新聞には,「5区1市が作問を委託」という記事もあり.その中でのコメントで,
調布市は学校選択制をはじめるが,このテストが学校選びに影響を与えると考え,事前トレーニングしているとか.

どいつもこいつも,使い方がおかしい...


朝日新聞より
http://mfeed.asahi.com/national/update/0124/TKY200701240302.html

2007年01月24日19時18分
 東京都調布市の市教育委員会が今月実施した学力テストの問題が昨年と同じ問題で、これを知らずに「練習用に」と昨年の問題を事前にコピーして6年生の生徒に配っていた小学校がテストを延期したことが分かった。市教委は、問題作成を外部委託しており、小学4年、中学1年の問題も昨年と同じだった。市教委は朝日新聞の取材に「漏れないことが担保されているなら、同じ問題の方が経年で調査し比較する上で良い」と説明するが、問題が前回と同一であることを事前に把握していなかった。

 この学力テストは今月16日、調布市教委が独自に市立小学校の4年と6年、市立中学校の1年生を対象に実施した。小学校が算数と国語の2教科で、中学は数学、国語、英語の3教科。

 昨年12月、20校ある市立小学校の1校が、昨年度の問題をコピーして6年生84人に配り、授業や宿題で解かせた。年明けの本番前に「解答の書き方などに慣れるための練習」だったという。昨年度の問題は各校で1部ずつ保管していた。

 12日に今年度の問題を見た小学校側が、昨年度と同じであることに気づいて市教委に相談。市教委はその時点で初めて問題が同じであることを知った。「子どもの理解できている部分とそうでない部分を把握して指導に生かすという目的が果たせない」と判断し、この学校の6年生だけテストを延期することにした。

 三つの学年の七つのテストすべてが、昨年とまったく同じ問題だった。

 委託先の会社とは「問題用紙は学校に保管する分を除き回収し、コピーや内容を口外することは禁止」という契約で、市教委は各学校の担当者にも通知していたという。ただ、通知は1年前のテスト直後に1度しただけだった。

 市教委の担当者は「問題の内容について委託先とやりとりはなく、昨年度と同じだとは知らなかった」という。学校側が過去の問題を解かせたことについては「子どもたちに安心感を与えたいということで配ってしまったようだ。私たちも同じだと分かっていれば、再度、厳重な管理を通知したはずで、足りない面もあった」と説明する。ほかの学校でも事前に解かせていなかったか、調査する方針だ。

 このテストは、個々の児童生徒の学力の定着度を調べ、その後の指導に生かすことを目的に調布市教委が昨年度始めた。昨年度の予算は生活の実態調査も含めて430万円。今年度は実態調査の項目が増えたこともあり470万円。問題作成や解答の採点、分析は外部の業者に任せている。実施後、学校名を伏せて各校の平均点を一覧にし、校長に配る。校長には自校の結果を保護者に報告し、改善策を説明するようにと指導している。

 委託先の会社は、昨年度と同じ問題だったことについて朝日新聞の取材に「基本的には同じで一部を変えることもある。行政の考え方に合わせる」と説明している。

 市内の小学校教諭は「同じ問題ならば平均点を上げたいと思ったらいくらでもできてしまう。そもそも、業者任せで問題が同じだということも知らないとは、市教委は無責任すぎる」と話している。


ネットで授業配信:福島県の聖光学院高がIT活用の通信制課程新設

2007-01-25 00:35:58 | 教育
ネットで授業配信:福島県の聖光学院高がIT活用の通信制課程新設

たとえば,CMで有名な家庭教師派遣会社が,ネット通信授業を導入してうまくいかなかったのだが,学校に入り込んでいる.これは,うまくいっているのだろうか?

この学校のシステムをどこがしているかはわからないが,どこかで作られたビデオを配信するのではなく,昼間部の授業を配信するのはよいと思う.

さて,問題はウェブカムを使ってというのが,恥ずかしがり屋の多い日本で,カメラでのやりとりが,浸透するのかという点.

チャットや音声通信など,いろいろな方法が選べるといいかもね.


MSNニュースより.

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20070124org00m300099000c.html


 聖光学院高校(福島県伊達市、後藤牧人校長)は23日、今春からインターネットで授業の様子を配信し、ウェブカメラで生徒と教師がやりとりできるITを本格的に活用した県内初の通信制課程を新設すると発表した。初年度の募集は100人で、県内と宮城など隣接5県からも生徒を募集する。県外から通信制の生徒を募集するのも、県内の高校では初めてという。

 生徒には20万円以下の専用パソコンを購入してもらい、録画した全日制の教師の授業を配信する。パソコンに付属するカメラでインターネットを使って教師とやりとりできることで、きめ細かい指導ができる。単位取得のため登校する回数も少なくなるという。

 同校は「通信制教育ながら、心も通い合うようにしたい。将来は全国からも生徒を集めたい」としている。【坂本昌信】

聖光学院高等学校HP
http://www.seikogakuin-h.fks.ed.jp/

 2007年1月24日


道教委のいじめ調査、北教組の組織的非協力に批判の声(北海道)

2007-01-24 23:29:20 | 教育
道教委のいじめ調査、北教組の組織的非協力に批判の声(北海道)

どこの教組も文句だけをいって,何もしない組織だ.せっかく組織となっているのだから,もっと世のためにまた,有効的に活動すればいいのにとも思う.

まあ,そうはなれないレベルの低い組織なのだから,教育委員会に対して何でも対立したがるのはわかる.

だが,しかし,こういう問題で,なぜ,協力をしないのか.

>支部側は「調査結果がどのようにがどのように使われるか不透明」
>「調査を実施することでいじめ問題が早期に解決するかどうか見えない」
>――などとして協力を拒否したという。

本当にそう考えているのなら,たとえば,

「教育委員会は,いじめのあった学校・クラスの担任を指導力不足の学校・校長・教員と判断し,処分の対象にする口実を与えるからだ」

ということをいえばいいのに.

黙っていれば,このように報道が出て,立場が悪くなるのは当然.



読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070124wm00.htm?f=k

 北海道教育委員会が昨年12月に実施したいじめ実態調査に対し、北海道教職員組合(北教組)が道内21支部に、調査用紙の配布や回収に協力しないよう「指導」していたことが23日、明らかになった。多くの学校は協力したものの、小樽市では、教員が調査回答や回収を拒否。一部の学校では校長が保護者に直接、回収協力を求める事態となり、保護者から、「非協力は常識外れだ」と批判の声が上がっている。

 北海道では昨年10月、滝川市の小6女児のいじめ自殺が発覚。道教委は12月、いじめの実態把握などのために、小中高生ら計約46万人を対象にした調査を行った。児童生徒にはいじめられた経験やどんな行為をいじめと思うかなどを尋ね、教員にはいじめに対処した経験などを聞いた。

 小樽市教委によると、実施前、北教組小樽市支部から「調査に協力できない」と通告された。市教委は「現実と向き合い、調査結果を指導に生かすことが必要」と説得したが、支部側は「調査結果がどのように使われるか不透明」「調査を実施することでいじめ問題が早期に解決するかどうか見えない」――などとして協力を拒否したという。

 教員らが協力を拒否した学校では校長、教頭が回収を代行した。市教委は12月26日までに各校から回収したが、教員からの回答率はわずか3割にとどまった。

 市内の小中学校に子ども3人を通わせている主婦(41)は、「小学校長から『すべての教諭に用紙の配布・回収を拒まれ困っている。手を貸してもらえないか』と相談を受けた」と話している。

 主婦は、「中学生の娘が、担任から調査用紙を配られた際、『出さなくていいからな』と言われたそうだ。そんなことを教諭が言うのは問題だ。いじめ問題の解決には実態把握が必要なはずで、理解できない」と憤慨している。

 また、小学校長は、「この調査を子供たちの人権と命を守ることに生かさなければならない。協力を頼む」と校内の北教組分会長に訴えたが、拒絶された。校長は「教員も行政も一つにならなければいじめ問題は解決できない」と憤る。

 一方、北教組に加入する札幌市内の40歳代の男性小学校教師も、「いじめで死んでいる子供たちがいるのに、事の重大性をまったくわかっていない」と、本部方針に困惑している。

 北教組本部の小関顕太郎書記長は読売新聞の取材に対し、調査への組織的な非協力を文書で指導したと認め、「いじめの実態は学校現場で把握し、対応している。全道一律の調査は必要ない」などと話している。

     ◇

 ■北海道教職員組合 日本教職員組合の傘下団体。道教委のまとめでは、2006年の道内教職員の加入率は36・9%で、日教組全体の加入率28・8%に比べても高い。学力テストや主任制導入などを巡り、教育行政と対立してきた。


【追記】2007-01-27------------------------------
北教組書記長、いじめ調査の非協力問題で反省語る

書記長の言い訳の意味がよくわかない.反省といっても,撤回しなかったり,改善したり,次に生かさなければ,意味はない.

読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070125wm01.htm?f=k


(北海道)
 北海道教職員組合(北教組)の小関顕太郎書記長は24日午前、道教委によるいじめ調査に非協力の指示を出していた問題について、道庁内で報道各社の取材に応じ、「組合内部からも、『非協力』は誤解を招くとの指摘があった。我々の思いが伝わらず、誤解を受けたことを反省している」と話した。小関書記長は「北教組執行部として、指導に間違いはなかったと思っているが、批判は真摯(しんし)に受け止めていく」と述べた。

 小関書記長は「滝川市のいじめ自殺は重く受け止め、教師として慚愧(ざんき)の念に耐えないている。いじめの概念が確定してない中での道教委調査は、いじめ件数が一人歩きし、保護者を不安に陥れることを危惧(きぐ)した。子供を無視して教育労働者が前面に出てはいけない」などと話した。

     ◇

 道教委のいじめ実態調査について、北教組の教員らに協力を拒否された小樽市の小学校長が読売新聞の取材に応じ、調査を巡る学校での一部始終を明かした。校長は、「協力拒否を通告してきた教員は困惑の表情を浮かべていた」とし、「北教組本部の意向に納得し切れていない教諭もいたようだ」と話した。

 校長によると、実態調査の実施前に校長は各学校に北教組が設置している「分会」の分会長と会談。「いじめは解決しなければならない大事な問題」と教諭自身の調査への回答と、担任学級での調査用紙の配布・回収を要請したという。

 分会長は「北教組本部の指示に従わねばならない」と拒否したものの、申し訳なそうな顔を見せたという。校長はその後も数回、説得を試みたが分会長の回答は変わらず、市教委への回答提出期限が迫っていたこともあり、校長と北教組非加入の教員で調査用紙を配った。児童には「教頭先生に出しなさい」と告げた。

 北教組の教員たちは、教員を対象にした調査への回答を拒否した。しかし、児童から提出を受けた用紙については、「教頭先生に渡しなさい」とかわす教員がいた一方で、教頭に手渡す教員も出てくるなど対応は分かれたという。

 校長は北教組の教員と二人きりになった際、「組合の指示だから仕方ないが、自分たちはいじめ問題の当事者だから、きちんと指導しなければいけないと思う」と、本音も聞いた。

 校長は「全国の教育現場を揺るがしたいじめ問題に校内の教員たちも無関心ではない」と言う。調査項目についても、「イデオロギーの衝突が起きるようなものではなく真っ当」と実態把握に有効と考えている。その上で、調査に協力したい教員たちの意志を摘み取った北教組の「指導」を「大変残念。教諭と児童の全体で調査に取り組みたかったが結果としてできなかった」と批判した。

 北教組小樽市支部は、「その件については本部で一括して対応している」として、取材を拒否した。


(2007年1月25日 読売新聞)

大学入試センター試験に、河合塾が質問状

2007-01-24 23:20:29 | 教育
大学入試センター試験に、河合塾が質問状

歴史も新資料の発見や,新解釈の出現などによって,これまで通説だったものが逆転したりなど,変わる可能性をもつため,試験を作る方は大変だ.

自分も高校入試の時に,出題ミスに出会ったことがあり,動揺したが,とにかく解答が存在するとして,判断するしかないと思い,それなりの答えを出して,他の問題に進んだ.

今回,話題になっている世界史のその問題の辺りはわからないのだが,明らかな誤答が3つあるのなら,その4を選ぶのが判断力ではないのか.現代文の選択肢などそんなのばかりではないか.

こういう問題の逃げ道という消極的なものではなくて,本当に勉強させるため,問題を「正しいものをすべて選べ,正しいものがない場合もある」なんていう問題にすればいいのに.



http://www.gks.co.jp/2007/sonota/data/07012301.html

1月20・19日に行なわれた大学入試センター試験の「世界史B」および「化学Ⅰ」に関し、大手進学予備校「河合塾」は、誤解答などの可能性のある不適切な出題があったのではないかとしてセンター側に配慮を求める公開質問状を送った。
 「世界史B」で問題となったのは、ヨーロッパの立憲政治・議会制の発展に関し、誤りのある文を選ぶ第4問の問5。選択肢4「フランスでは、普仏戦争の敗北後、第三共和国が成立した」を誤りではないとしているが、教科書によっては明らかに「普仏戦争中」に共和国が成立したとの記述があり、これを正解として選択する可能性があるのではないかというもの。一方、「化学Ⅰ」については、第4問の問4「分子式C2H10O2で表されるエルテルを加水分解して得られた化合物について、次の実験結果(a・b)を得た。もとのエステルの構造式として最も適当なものを、下の1~5のうちから1つ選べ」の、前提となる実験結果b「得られたカルボン酸は、フェーリング液を還元した」に関し、得られたカルボン酸は、還元性はあるが、正確にはフェーリング液を還元しないので、設問自体が成立せず、答えがないのではないか、との質問状を提出している。
 これに対し大学入試センター側は、「世界史B」は、基本的な事実経過として選択肢4は間違いではなく、明らかな誤りである別の選択肢を正解とすることで問題ないと、配点の調整をする意志はないことを回答。また「化学Ⅰ」については、現在検討中という。河合塾側は、「世界史B」の回答に再考を促す質問状を再度提出、化学の問題についても早期の対応を求めている。


備前がなくなるらしい

2007-01-23 23:59:59 | 日記
今日は短縮授業のため,1コマ40分でした.
いつもより10分少ないだけで出来る量が全然少ないです.20%少ないんだもんね.

いつもより1時間早く出て,久々に女子医大に行って,その帰りに池袋の焼き肉屋「備前」で夕飯を頂きました。

なんと,来週に改装して,叙庵になってしまうとのこと。名前が変わるのは構わないが,メニューが叙庵と同じになってしまうのは残念.値段あげていいから,今のメニューの方がいいなあ。

叙庵は池袋西口によく通っていて、店長も2代に亘って顔を覚えてくれていたのでとてもよかったが、その後,店長も店のスタイルも客層も変わってしまったので、行きにくくなってしまっている。