GOMA-BLOG

旅行と数学、株式とガンダムを中心とした日記です.

プリントがいけないのがわからん...

2007-04-30 23:11:40 | 日記
自分は,普段授業をするときや,土曜講座や特別授業などでも
例題や問題はプリントを作成し配布しているのだが,
先日,これがいかんといわれた.

要はバラバラのプリントは,いくら中身がよくても,
中身のくだらない「本」のほうがいいというのだ.

予備校などでは,「本」になっていないと生徒が予備校や講師を
バカにするらしい(ちなみに,自分は,教科書しか使わない
教師をバカにしてたのだが...)

で,だから,お前も教材は「本」にしろと言われたのだ.

とりあえず,言われた日は,これまでの考え方を否定された気がしたので,
まあ,自分の気持ちが落ち着くまで,考えるのを待ったのだが,
落ち着いて考えてみても,中身のくだらない本がよいから,
その結論として,お前もそうしろというのがどうしても納得いかない.


同じ内容なら,「本」のほうがよいのはわかる.

だが,自分の作る教材は,そこらへんの本よりは内容において,
絶対の自信がある.少なくとも,生徒を見て作っているのだから.
それでも,その内容がよくないという指摘なら納得もする.
ならば,自分の授業の問題だからね.

見てくれで判断するような目を持たせないような人間を育てるのが
我々の仕事ではないの?

と言ったけど,わかってはもらえなかった.

まあ,塾でも学校で一番プリントを配っているから,
「地球にやさしくない」
から,プリントはやめろというのなら,わかるんだけどね(w

ちなみに,これもわからんけど,手書きもダメらしい.
例題や問題はワープロ打ちだけど,解答は手書きなのよね.
上手な字で書いてもダメだそうだ.

もっと,本質に近づいたことを指導しようよ.

土曜講座 開幕戦大勝利

2007-04-28 23:59:59 | 日記
今年の土曜受験講座の第1回目が今日から始まった.

今年でこの土曜講座の授業で数学を教えて5年目になるのだが,
今年は授業の講師としてだけではなく,企画運営から
うちの塾が絡むことになったのだ,

今日はその両方で予想以上の結果をだせたすばらしい一日だった.



昨晩0時に塾長と金町での打ち合わせ終了.終電で帰って,2時就寝.

で,自分の授業の準備の最終確認をするため,4時に起きる.

今日の予定は,数学Iは,昨年と同じ,「式の展開」.
今年から新開講の数学IIBは,「整式の除法・剰余の定理・因数定理」

1990年前後に流行った,整式の除法は解法がいくつかあるので,
結構いい感じに授業が出来そうな予感.

自分の授業は2限からだが,第1回なので,新しい先生もいるため,
1限に間に合うように,学校へ行く.1番乗りできた.よかった.



この学校は,前から生徒がいい挨拶をするのだが,今日(今年)は
さらに自然に挨拶をしている感じがした.一日の最初からとても気持ちがいい.
もちろん,先生方も,知らない顔なのに,みんな挨拶してくれる.
ここらへん,大事なことだよなぁといつも思うところだ.


今年からお願いする先生方を初めとして,ホスト役としていろいろお世話して,
結構どたばたしながら,授業している先生から何か技術を盗み出そうとして,
こっそり授業見学もする.初顔で第1回の授業なのに,もう生徒を引きつけていた.企画側として感動.講師として,感心.

1限が終わって,2限から授業
数IIBは少し難しかったか,3年だからいいけど.
数Iは少し簡単だったか.発展問題もつけといてよかった.
こちらの感覚としては成功.もちろん反省点はいくつかあるが,
次回に生かせるので問題なし.

で,職員室戻ってやっとお腹が空く.


集めた講師陣も「魅力的な腕のある人」ばかりで,企画側として
これ以上のものはないし,それよりも,講師としても,
この中で授業をするという「心地の良い緊張感」は,ものすごく快感である.
特に,あの3人の講師は自分で勝手に心のライバルにさせてもらって,
負けないようにがんばろうと思った.



もともと,授業のあとに打ち合わせの予定はしていたのだが,あんまり
今日の感覚がよかったので,その話で持ちきりになった,ただ,さすがに
睡眠時間が少なかったのと,緊張が解けたので,途中ですごく眠くなって
しまった.

「こばやし」に移動してもなんとか,お目当ての「つけめん」を食べられる
ところで,飲みに食事もすすまなかった...それでも,さすが,つけめん
は美味しかった.で,今日も終電で帰宅.ながーい一日だった.



このまま,1年突っ走って,最後にみんなで騒ぎたいなぁ.もっと,嬉しいだろうなぁ.

明日の準備

2007-04-27 23:19:59 | 日記
ゴールデンウィークに入るため,銀行行ったりと色々準備の一日.

金町で40分くらい授業もして,
明日の土曜講座1回目のため,床屋にいって散髪.
で,金町で明日のための最終打ち合わせ.

塾長のおかげで,人の手配は終了.

終電で帰る.明日の準備があるので,あまり眠れない...

社会の話をする

2007-04-26 23:30:40 | 日記
数学の時間に,昨日仕入れた社会(日本史)の話をする.
一応,雑談ではなく,ものの考え方と,ものごとを疑えというテーマで.

「聖徳太子はいない」説,「聖徳太子=蘇我馬子」説がなぜ出てくるのか
ということなどを話す.

急変

2007-04-25 23:14:14 | 日記
今週末から始まる土曜講座の時間割が急に変更との連絡をうけた.
なんと,ここに来て講師2人急に探さなければならなくなる.

自分の担当するコマがなぜか減らされているし...

町屋の「ときわ」で食事.

学力テスト(2)

2007-04-24 17:32:32 | 日記
学力テスト(2)

>ほかの8人はテストを受けたという
やはり,本人達は納得してなかったのね...

それよりも,今回,彼らが受けたことについて,
「みんなが」「自分だけ」という考えがあったのであれば,
もしくは,「圧力」があったのであれば,そのほうが怖いものだ.

もともと,とくに日本人は「人と違う」に弱いので,しかたないが,
今回「差し止め請求」をしてしまったことが,傷として残ってしまう.
しかも,子供の名前なのだ.なんで,親や弁護士はここまで考えて
あげなかったんだろう.


>格差社会を基礎づけるためのテストに子どもを使われたくない
そうなんだけど,「格差社会」にしようとして,作戦を考えている相手を
やりこめるのは難しい.もっと,「なぜ,格差社会に向かうのか」,
を論ぜねば.

あと,反対している方は,個人情報保護の観点から反対もしているが,
これでは勝てない.個人情報保護法の成立過程・目的を思い出せば,
(中心部分の)保護内容でないのだから.


個人的には,学力テストについては,賛成派でも反対派でもないのだが
(どちらかというと,データ好きの身としては,その理由で賛成よりかな),
両者ともよくわかっている人達が,よくわかっていない人達に,もっと
説明しないで,悪い言葉で言うと,だましこんで,味方にしているのが
腹立たしい.



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1人は学校欠席=全国テスト差し止め請求で-京都

4月24日11時31分配信 時事通信

 全国学力テストの差し止めを裁判所に申し立てた京都府内の小、中学生9人のうち1人は24日、親が学校を休ませた。父親は「格差社会を基礎づけるためのテストに子どもを使われたくない」と話した。
 一方、ほかの8人はテストを受けたという。うち1人の父親は「子どもは1人だけ孤立するのは『嫌だ』と言っていたので」と話した。 


久々の西武球場

2007-04-22 23:32:44 | 日記
学生時代は所沢球場によく行っていたが,今のところに引っ越してからは
東京ドーム以外には行かなかったので,久々の所沢球場.
考えてみたら10年くらい行っていない.

いつのまにか名前も,インボイスになっていたと思ったら,
グッドウィルになっている.

所沢は遠いなと思いこんでいたが,池袋から直通の特急で30分くらいなので,
これに乗ってみる.ニューレッドアロー号は初めて乗ってみたが,席も
広さも快適で,30分で降りるのは残念なところ.

帰りの直通の特急が16時30分発だそうで,駅で特急券を売っていたが,
試合がのびても,その時間に電車がでるというので,買うのをやめておく.




試合は,ランナーは出るが,そのわりには点が取れないというダラダラとした
流れで,オリックスが押し気味で進む.そのため,時間も進んでいき,
7回くらいから,途中で帰っちゃおうかどうか微妙なところだったが,
まあ,ここまできたから最後まで見るかという感じで,居残る.

1点ビハインドで9回裏,ノーアウトでランナーが2塁にでたところで,主砲カブレラの打席.



カブレラ,今日も調子がよくないようなので,せめてランナーを3塁に
進めてくれれば,次の和田が同点にはしてくれるだろうと思っていたら,
なんと,ライトスタンドにサヨナラ逆転ホームラン.

心の準備ができていないうちに試合が終わってしまった.





帰りの特急券買っておかなくてよかった.

池袋キャロルで祝杯!

「ゆとり教育」で成績アップ ホントなのかウソなのか

2007-04-21 20:34:01 | 日記
もともと「ゆとり教育」を伴う新指導要領の目標は,多くの子供の学力を低下させることだったのだから(真の目的はエリート教育(※ ),総括するのは,エリートが生まれたかどうかではないかのかな?



※教育課程審議会長 三浦朱門の発言

「戦後はできないやつのために手間と暇をかけすぎた。落ちこぼれにかけすぎた手間をこれからは有能なエリート候補に振り向ける。彼らが日本を引っ張ってくれる。無才、非才にはただ実直な精神だけを養ってもらえばいいんだ」

「エリート教育がゆとり教育の目的。それを言うと抵抗が大きいので、ゆとり教育とまわりくどく言っただけだ」

「私は衝撃を受けた。エリートにならないやつに勉強などされても社会の無駄だ」




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「ゆとり教育」で成績アップ ホントなのかウソなのか

2007年4月21日 J-CASTニュース

ヤフーのアンケートでは、9割弱が「ゆとり教育は『悪い』」と回答 学力低下の元凶と言われ、見直しが叫ばれている「ゆとり教育」だが、文科省が2007年4月13日に公表した高校3年生の実力テスト結果によると、意外な結果が出たのだという。成績がアップし、勉強意欲も向上、「ゆとり教育批判の根拠が無くなった」と報じるマスコミもいる。本当なのか。

「一概に判断しにくい」という文科省の不思議な返答
文科省が発表したのは、2005年に実施した高校3年生対象の「教育課程実施状況調査」(学力テスト)。「ゆとり教育」で学んだ高校生初のテストで、前回調査(02-03年)と181問が同一。試験結果は、145問では差が出なかったが、残りの26問では前回を上回り、残る10問は下回った。さらに、「学習に対する考え」では、勉強を「好きだと思う」「どちらかといえばそう思う」が計22.1%で、02年から2.1ポイントアップ。勉強が「大切だと思う」「どちらかといえばそう思う」も計84.2%で、同5.2ポイントアップした。だから「学力も勉強意欲も向上したことがわかった」というのだという。

この結果を受け、メディアではこんな論調が出てきた。宮崎日日新聞は07年4月17日の社説で、「ゆとり教育批判覆すデータ」とし、

「根拠も示されないまま『ゆとり教育』見直しが独り歩きしているのだ。検証もないまま、政治がある種の思惑で現場をかき回すようなことがあってはならない。今回の調査を、冷静な教育論議に引き戻す契機にしたい」
時事通信も07年4月13日にこう配信した。

「小中学校に続き、高校でも一定の成績向上が見られたことは、学力低下の『元凶』とみなされたゆとり教育をめぐり、拙速とも言える勢いで進められている見直し論議に一石を投じるものだ」
これは本当なのか。J-CASTニュースが文科省に取材すると、なんとも不思議な答えが返ってきた。

「今回の調査では、『ゆとり教育』をしたから学力が上がったとか下がったとか、一概に判断しにくいんですよ」
「ゆとり教育」後の初めてのテストで比較がしにくいことが第一点。加えて、読解力や古典など明らかに学力低下が見られるものもあり、「教科個別の課題が浮き彫りになった」という評価なのだ。

朝日新聞は07年4月16日付けで、現場の高校教師の見解を掲載している。東京都立小平高校の英語教諭は「文法力が身についていない子は、さらに苦手意識が高まり、格差が広がっている」。多摩大付属聖ケ丘高校教諭は「ゆとりの枠にとらわれない『高校側の良識』で、もっている部分がある」
といい、全体の学力が向上したとしても、生徒の格差が広がり、さらに、現場の教諭の努力があったからで、それは「ゆとり教育」のおかげでではない、という論調なのだ。

「授業時間削減すれば学力が付く、は間違い」
「教育改革のゆくえ 格差社会か共生社会か」などの著書がある国際基督教大学の藤田英典教授は、J-CASTニュースの取材に応じ、

「ゆとり教育の見直しは必要だ」
と力説する。
新学習指導要領が導入され、週5日制実施と、「総合的学習の時間」を入れたのが、小中学校の場合は2002年4月。高校はその5年後だ。つまり、今回のテストを受けたのは「ゆとり教育の影響が少ない生徒」。そして、「この10年間、教育現場は大きく変化した。ゆとり教育に危機感を持った先生たちが、より熱心に学習指導するようになっている」
とし、「ゆとり教育」そのものが影響したかどうかは、丹念にデータを分析することが必要なのだと話す。

「授業時間を削減すれば学力が付く、というのは間違い。特に低学力の子供、家庭環境に問題のある子供は置き去りにされ、学力の格差が広がっていくことになりかねない」
藤田教授はあくまでも「改革」が必要と主張している。

「ゆとり教育」に疑問を持っている人は多くいて、06年11月に実施した「ヤフーアンケート」では、「あなたは『ゆとり教育』をどう評価しますか?」の問いに、87%(13,749票)の人が「悪い」と答えている。教育再生会議も授業時間10%増などの改革案を提示している。