シアトル3日目の今日は,今回の一番のお目当て,ボーイング社の工場見学
ツアーを申し込んでいたので,朝ホテルまで迎えに来てもらって,
シアトルから北に一時間ほどのエバレットに連れて行ってもらいました.
ここには,世界一の敷地面積を誇るボーイングエバレット工場があります.
ちなみに,世界第二位はフロリダのNASAの工場.
残念ながら,工場はカメラだけでなく,カバンなどの持ち込みは禁止なので,
写真は撮れませんでした.
ボーイング社のホームページより
工場に近づいてくると,建物の外にB747が2体外に出てるのが見えます.
「実機見本?」とも思いましたが,納品待ちのものでした.
工場に着くと,ツアー開始まで時間が少しあったので,おみやげ物を見て時間を
つぶします.
ツアーがはじめると,まず,飛行機の紹介とB747の組み立ての様子を記録した映画を
見ます.考えてみると当たり前だが,本体,主翼,尾翼,尾翼など各パーツをそれぞれ
組み立てて,最後に組み立てと,プラモデルを作っているように造るんですね.
とても興味深い映像でした.そして,いよいよ,工場見学へ.
広いトンネルを10分くらい歩いて,エレベーターで組み立て工場を見渡せる
3階まであがります.エレベータから出ると,まず,輪切りになったB747
を見ることができます.ジャンボの機体の金属部分は薄っぺらで,
内装はほとんどプラスチック,
そうそう,よく,飛行機嫌いの人が,
「あんな鉄のかたまりが飛ぶなんて信じられない」
などと,言うのに対して,
「鉄なんてほとんど使っていないでしょ.金属部はジュラルミンだし」
と言っていました.これだけ軽そうだと飛ぶのは信じられますよ.
逆にこのジュラルミンがこんなに薄くて穴があかないかは信じられない
かもしれませんが...
最初に説明を受けたとところでは,主翼を組み立てていました.建物は
世界一の建物なのですが,大きすぎて実感がわきません.
次に少し歩いて,各パーツが集められて,ほぼ完成状態の747が1機,
コクピットまわりを組み立てているところ,両翼を組み立てているところ,
などを見ることができました.
20分ほど説明を受けながら見学して,工場を出ます.外では,塗装を終えた
777や747が10機ほどありました.その前をバスで見て,ツアーは終わりました.
ちなみに,ジャンボ1機は約200億円だそうです.たしかF15が100億円だったから
思ったより安い(かな...)
Tシャツ,DVD,本などおみやげを買って,ホテルに戻ります.
工場の中の様子が見られるこのDVDがお勧め.