GOMA-BLOG

旅行と数学、株式とガンダムを中心とした日記です.

アクティブラーニング入門

2015-06-09 23:00:08 | 教育
アクティブラーニング入門を朝注文しました。
夜帰宅したら届いていました。

寝る前にさっと眺めましたが、とにかく
読みやすい本でした。明日からじっくり読みます。

アクティブラーニング入門 (アクティブラーニングが授業と生徒を変える)
クリエーター情報なし
産業能率大学出版部

「発展」達成度テスト、複数回受験が可能…原案

2014-03-02 17:45:40 | 教育
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140302-00000163-yom-soci





高校側は「生徒の学習や高校の教育活動への影響が大きく、実施は1月以降にしてほしい」と反発。とあるが、それは、対応できる。

それよりも、

学習システム、入試システムや就職システムが変わるとき、ある階層に有利になることが多い。だが、不利になる層は不利になることに気付かない。それは自業自得ともいえるのだが、結果にあまりにも差が大きくなるものは、促していかなければいけないと思う。

9―3÷1/3+1=? 新入社員の正答率4割

2014-02-04 10:33:40 | 教育
9―3÷1/3+1=? 新入社員の正答率4割

ヤフーの検索キーワード上位に
「9―3÷1/3+1」
があがっていたので、何かと思い見てみたら、この計算の正答率が40%とのことでした。

旧指導要領(平成10年)で学習した、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代の結果でした。

2006年に国立教育政策研究所が実施した学力テスト(特定の課題に関する調査)では、
「3+2×4」
の正答率が小5で7割弱、小6で6割弱だった。それから7年たち、ちょうどこの時の子達が大学生か高卒社会人、分数計算があることや、学年が進み、四則混合計算を使わなくなったことから考えて、今回の正答率4割は予想できる数字ですね。






学力テスト,児童生徒らが差し止め申請

2007-04-17 00:25:47 | 教育
全員調査をするならば,指導者が誰のデータかわからないと意味がないのだが,
全体でする必要はないでしょう.学校で集計させて,数値的な結果だけ,ベネッセでもどこでも送ればいいんだから.

データだけ必要なら,標本抽出で構わないはず.そのための統計学です.


だから,個人が特定されるデータが
>受験産業に流されたり、国に集積される
のであれば,だめかな.

微妙な問題を含んでいるが,もし,違憲違法ならしかたがない.そして,この調査自体が成立しない.

記事からすると,実施差し止めを訴えているので,この9人だけのプライバシーの問題ではなく,みんなのことを考えているということなのだ.

9人だけの問題であれば,彼らだけ受けなければいいわけだから.

ただね,そういうことならば,弁護士か保護者の名前で訴えなよとは思うよ.


あと,いつものことながら,日本国憲法13条「公共の福祉」は微妙だけど,
いまだに,この調査テストが日本国憲法26条のどこに抵触するのかわからない
(旭川学力テスト訴訟の話でも).
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第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
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<学力テスト>違憲違法と差し止め申請 京都の児童生徒ら
4月16日21時9分配信 毎日新聞

小学6年生と中学3年生を対象に24日実施される全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)は「プライバシー権を侵害し、家庭教育への国家の不当な介入で違憲違法」として、京都市と京都府京田辺市の市立小、中学校の児童生徒計9人が16日、各市を相手に実施差し止めを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。同テストを巡る法的訴えは全国初という。

同テストは学校ごとに行われ、「教科調査」と、生活習慣や学習環境を聞く「質問紙調査」の2種類。いずれもクラス・出席番号を記入させ、小学校では氏名(例外規定あり)も書かせる。問題の発送・回収や採点、学校などへの結果提供を、小学校はベネッセコーポレーション(岡山市)、中学校はNTTデータ(東京都)が担当する。

申し立ては「出席番号で個人を特定できるほか、膨大な個人情報が受験産業に流されたり、国に集積されるのは個人情報保護法と憲法13条に反する」と指摘。昨年の予備調査では、家にある本の冊数などプライバシーにかかわる設問があり、「国家による家庭教育への支配介入で、教育基本法と憲法26条に反する」と主張している。

記者会見した保護者や弁護団は「調査自体に反対ではないが、市教委も学校も一切説明せず、質問にもまともに応じない」などと訴えた。

京都市教委の藤村法子学校指導課長は「有用な調査で、小6は氏名の代わりに番号を記入する」、京田辺市の村田新之昇教育長は「内容を見ていないのでコメントできない」としている。【太田裕之】

文部科学省のコメントって...<中3英語スピーキング調査

2007-04-15 23:04:37 | 教育
下の記事で,気になったのだが,

>文科省は「定型練習だけでなく意味を考え、正確に伝える練習、さまざまなトピックでの練習が必要」としている。
これは,この調査から判断している.

それなのに,後半,
>文科省は「サンプル数が少なく、試験もスピーキングだけ」として、小学校での英語学習との因果関係については判断を避けた。
とのコメント.

何のための調査なんだかね.サンプル数が少なくて判断に困る調査なら,意味がない調査だよね.

中3くらいの人口はだいたい120~130万人,全数調査ではなく,今回は標本調査で,調査サンプルが1000人なので,0.1%で考えればいいので,それなりのコメントが出せるのよね.

まあ,小学校時代に総合学習などで,英語を学んだ方が,結果が悪かったとは認められない気持ちはわかるけどね.


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中3英語スピーキング調査 自分の考え表現苦手 単語や定型会話は得意
2007年4月14日(土)03:06 産経

単語や定型の会話は身に付いているが、自分の気持ちや考えを表現するのは苦手-。文部科学省が13日公表した中学校英語のスピーキングに関する調査で、こんな傾向が浮き彫りになった。また、小学校時代に英語を学んだ生徒より、学ばなかった生徒の方が成績が良かった。

調査は平成17年11、12月、国公私立中学33校の3年生(当時)1090人を対象に行われた。問題は(1)単語の発音(10問)(2)聞いた英文の復唱(6問)(3)絵を見て質問に回答(5問)(4)好きな季節を選び、その理由などを話す(1問)-で構成。生徒は約15分間、パソコン画面を見ながら、ヘッドセット(マイク付きヘッドホン)から出された問題に答えた。

(2)でみると、「We are students」など3~4語からなる英文では正答率は8割以上だったが、7~8語では1割前後に落ちた。「好きな季節と理由、その季節に何をしたいか」を英語で1分間スピーチする(4)は、半数以上が誤答で、無回答も約1割いた。


文科省は「定型練習だけでなく、意味を考え、正確に伝える練習、さまざまなトピックでの練習が必要」としている。


一方、小学校時代、総合的な学習の時間などで英語を学んだ生徒は80・7%、学ばなかった生徒は14・0%。学んだ生徒と学ばなかった生徒の正解率を比べると、4種類の問題いずれも学ばなかった生徒の方が3・0~12・2ポイント正解率が高かった。


文科省は「サンプル数が少なく、試験もスピーキングだけ」として、小学校での英語学習との因果関係については判断を避けた。


≪鳥飼玖美子・立教大学教授≫
■高い潜在能力、もっと伸びる


面白い試みだし、思ったより成績はよいといえそうだ。言われた文章を繰り返す問題があるが、これは記憶力、理解力、文章構成力が求められる。話すスピードが速いし、普段接しているALTと発音も癖も違うのだから大人でも大変だ。

好きな季節を題材にした1分間スピーチは、中学生には求めるレベルが高い。正解とされた例文には文法的におかしなものがあり、かえってたどたどしいくらいだ。試験後、中学生に聞き取り調査を行って、よりよい問題に改善する必要がある。

中学生の潜在能力が高いことが明らかになった。限られた予算と時間で現場の先生は苦労している。英語の授業時間を増やしたり、小人数教育をしたりすれば、もっと英語の力を伸ばすことができるだろう。


日本の小学生は中韓より「学ぶ意欲」低い

2007-03-07 22:36:19 | 教育
「学力向上→いい大学・学歴→エリートコース」という図式が,勉強の原動力だった.90年代半ばからは,派遣など就職のシステムも変わり,フリーター,ニートも増加し,従来のシステムが崩れかけている.

これまで,「なぜ勉強しなければならないのか」の答えを,「いい会社に入るため」としか説明をしてこなかったことが,この結果だ.

大学も教養から実学にシフトしたし,中高でも,「英語は将来役立つけど,数学や古文は役に立たない」といってのける輩もいる.

もちろん,進学や就職も勉強することの目的の一つでもあるかもしれない.ただ,なかなか,「ものを知ることが面白いから」ということを言っている指導者は意外と少ない.

「学問が面白いこと」を伝えてこなかったツケだよ.

そんなことを伝えずに,学力低下だと嘆いていた指導者,考え方変えて,出直してこいよ!





学習意識調査:日本の小学生は中韓より「学ぶ意欲」低い
 日本の小学生は中国や韓国の小学生よりも「学ぶ意欲」が低い--。財団法人「日本青少年研究所」(千石保理事長、東京都新宿区)の調査で、学習を巡る子供の意識に日中韓で大きな差があることが分かった。近年、日本の子供たちの学力低下が取りざたされているが、中韓両国に比べ「学力」以前の「意欲」の低さが浮き彫りになった形だ。

 調査は昨年10~11月、3カ国の首都に住む小学4~6年生計5249人を対象に通学先の学校を通じて実施、全員から回答を得た。対象は東京1576人▽北京1553人▽ソウル2120人。

 目指す人間像の一つとして「勉強のできる子になりたいか」と質問したところ、「そう思う」と答えたのは東京が43.1%だったのに対し、北京78.2%▽ソウル78.1%といずれも7割を超えた。「将来のためにも、今がんばりたい」と考える小学生も、東京48.0%▽北京74.8%▽ソウル72.1%で、日本は将来の夢に向けた学ぶ意欲が低くなっている。

 また、「先生に好かれる子になりたい」と答えたのは、北京60.0%▽ソウル47.8%に対し、日本はわずか10.4%。教師への関心や尊敬の念も薄れているようだ。

 生活習慣では「テレビを見ながら食事をする」のは東京46.0%▽北京11.8%▽ソウル11.7%。「言われなくても宿題をする」と答えたのは北京が82.7%と最も多く、東京42.1%▽ソウル37.1%と続いた。【高山純二】

 ▽佐藤学・東京大教授(教育学)の話 高度経済成長期にはリンクしていた「勉強をすれば、いい仕事に就ける」という関係が、低成長時代の今は崩れてしまった。(学ぶ意欲の低下について)約10年前から「学びからの逃走」と指摘してきたが、それが小学校段階でも表れた調査結果と言える。また、大人への信頼や権威が崩れ、大人たちが子供のモデルになっていないため、目標を見失い、さまよっているのではないか。

毎日新聞 2007年3月7日 19時56分

宇和島市立中教諭が平手打ち体罰

2007-03-04 23:11:51 | 教育
時々,鼓膜破るほどの平手打ちとかの体罰事件があるけど,何で怪我させるまで
殴るかな.


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市立中教諭が平手打ち体罰=男子生徒2人けが-愛媛
3月4日13時0分配信 時事通信

 愛媛県宇和島市の市立中学校で2月、男子生徒2人がそれぞれ別の男性教諭から平手打ちの体罰を受け、鼓膜を破るなどのけがを負っていたことが4日、分かった。学校側は体罰を認め、保護者に謝罪したという。
 市教育委員会によると、先月7日に学校寮で男性教諭(45)が、中2男子(14)に生活態度を注意。この際、あだ名で呼び返されてかっとなりほおを2回平手打ちした。生徒は左側の鼓膜を破るけがを負った。
 同16日には校内で、別の中2男子(14)が禁止されている携帯電話を持ち込んだとして、男性教諭(35)から3回平手打ちされ、唇を2針縫うけがを負った。
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弘前大出題ミス

2007-02-28 23:53:47 | 教育
どうしても作問者というのは,思い込みがちなところがあるので,ミスがないかチェックする人ができるだけ多くいた方がよい.しかし,入試問題という性質上,問題漏洩を防ぐためには,できるだけ,人の目を通さない方がよい.

今回の原因はどこにあったのだろうか.作問の段階で間違っていたのか,ワープロ打ちや印刷の段階でミスしたのか,いずれにしても印刷が上がってきたときの最終チェックでの問題なのだが.

でも,こういうことは考えて対策をしようとはしないんだろうな.

もう1つ気になるのは,受験生が出題ミスを指摘したなら,その受験生のみが得点できるべきではないか.全員に得点というのも,納得できない.



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弘前大出題ミス、設問の数値1けた誤る(青森)

 弘前大学の前期日程入学試験(25日)の「化学」に出題ミスがあった問題で、須藤新一副学長は26日に記者会見を開き、「このような間違いはしてはいけないことで、受験者や父母らに迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。設問は作成者12人が点検し、その後に検査委員1人が確認するという2重のチェックをしていたが、文中の数値を1けた誤るという初歩的なミスを見逃していた。

 須藤副学長によると、ミスが見つかったのは気体の物質量や分子量を計算させる問題。設問中の「気体X」の重さを「0.0768グラム」とすべきところを「0.768グラム」と表記していた。

 25日の採点作業中、この問題に未解答が目立ったため、確認をして出題ミスが発覚した。理工学部で173人、農学生命科学部で49人、教育学部で7人が受験したが、人文学部と医学部には対象者はいなかった。

 須藤副学長は「合否判定に影響がないようにする」として、ミスのあった2問は受験者全員を正解にするとした。

(2007年2月27日 読売新聞)
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