penso che ・・・

サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

複雑だよね

2015-08-02 14:48:58 | Weblog
ネットのニュースで、なでしこジャパンの安藤選手が
「すぽると」に出演したという記事を目にした。

さきの女子W杯での秘話等


彼女のために、奮闘した他のメンバー達。
こういう話を美談として伝えるのは、マスコミが得意と
するところ。
また、マス(大衆)もこういう美談は大好物であるから
仕方ない。

事実であればね(笑)
ま、本人が語っているから事実に間違いないのだが
「着色」しちゃう書き手も多いしね。

読まれてナンボ、金になってナンボだから・・・
あ、だから
あのライターは「金」って名前に入っているんだ(笑)

安藤選手が、語った仲間からの自分自身への励ましや想いに
胸を熱くしたのは事実だろうが
あまりメディアには、露出しない想いも絶対にある筈。

自分も経験したのだが・・・

高校3年の春の大会。
我がチームのチームメイトが進学した高校の中で
一番の弱小高校だったので
主将として、もがいていた。

一回戦は、なんとか勝利し
その後の審判の割り当て試合で、顧問に代わり
副審を務めた後

溜まりに溜まった疲れと、暑さで
初めて救急車で運ばれる事態となった。

翌日に退院し家に戻ったが、その翌日の二回戦には
珍しく出場する気力すらなくなり自宅で静養していた。
二回戦の相手は、弱小のわが校にとっては、難しい相手。

試合の終わった頃、自宅の電話が鳴り
相手は、サッカー部の顧問からだった。
試合に勝利したとの報告で、勝利した試合の報告を
部員が代わる代わる説明してくれた。

「自分のために、頑張った」と・・・

確かに嬉しいと感じたが
それよりも、自分がプレーしているときに
その頑張りを見せてくれないんだという怒りも起こり

挙句の果てに
自分は、このチームには不要だったのか?
という想いを抱くこととなり
虚しさだけが、残った。

アスリートなら、どちらかというと自分の経験した想いの方が
強いんじゃないかな?

複雑だけど(笑)




雅104