moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

「日本語練習帳」を読んで思ったこと

2005-07-19 | エッセー(雑文)

ときおり、新書の書き方のスタイルに、
えらく高飛車というか、虚勢をはったものを見ることがある。
哲学・思想関係で、作者が比較的若い世代だと、それが顕著だ。
しかし、専門家としての責任、その重圧に耐え、啓蒙書を書くのだから
仕方がないのかもしれない。
あとは英語、フランス語とかを翻訳、解読している状況が精一杯で、
日本語のめんどうな敬語の表現を使用できない。
ということもかなりの割合で占め、その稚拙な表現に結びついてるんだろう。
そういう自分も敬語の表現はさっぱりわからないが・・・orz
ただ、社会化の過程で、この敬語の習得は、日本社会において、個人のアイデンティティと
深いかかわりがあるのではないかと、思うこの頃なのです。
あらためて、その表現を学んでみるのも・・・うつ展開から解放されるかも。
「日本語練習帳」岩波新書
(特に高校生~大学生の方におすすめしたい。) 
 

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