moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

Fire Emblem(FE)トラキア776

2005-03-19 | エッセー(雑文)
Fire Emblem(FE)トラキア776
スーパーファミコンソフト(SF)で、今も遊べる数少ないゲーム。
そのシリーズは、暗黒竜と光の剣、紋章の謎、聖戦の系譜、
トラキア776とあるが、聖戦の系譜ではゲームシステムが変わった。
しかし、トラキア776で従来のシステムよりにもどり、難易度最高の
ゲームになったと思う。
トラキア776はニンテンドーパワー書き換えシステムという、
メモリーカセットに、コンビニでゲームデータを記録することで、
初めは手に入れることができた。その後、通常の販売店に
流通するカセットゲームになり、難易度「高」「低」を選択できる
モードが追加されたらしい。
しかし、その流通量は少なかったので、中古でも目にすることが
ほとんどない、幻のソフトになってるような気がする。
聖戦の系譜と同じ物語世界のため違和感がおおきく序盤とまどう・・・。
さらに、ゲームとしてのバランスの問題もおおく
疲労というシステムのため連続出撃できない。
お金がほとんど稼げない(闘技場使用の余裕がない)。
体格値で担げる、盗みが限定されるため女性ユニットが育てにくい。
特定の能力ポイントをあげるアイテムが購入できない。
踊り子は外伝に行かないと仲間にできない(外伝は攻略上必須)。
敵能力値が変化してるわりに、倒しても経験値がちいさい。
敵ユニットの捕獲が条件の章が多いのに反撃、回避の選択がない。
序盤ユニットが何章後に復帰で、戦力になりにくい。
攻略本がないとかなりきつい展開になり、死者だらけでクリアとなる。
修理屋がなくなったので、貴重な武器が即失われる。
等不満はつきない(とても面白いけど)。
聖戦の系譜が親子2世代の物語であったため、その物語の
構成、展開に特にSFの容量では無理があって、それを埋める
かのようなトラキア776の物語は面白い(整合性に欠けるが)。
出来れば整合性のある聖戦の系譜、トラキア776を構成仕直した
FEをPCソフトで出すべきだと思うが・・・。

いかに次世代機がでても、PCのCPUの性能3Gを超えたものを、
市場に安価に、流通することはできないだろうし(PSPで2.5万)、
これからのゲームソフトはPCとの連動性重視で、「遊び」が
創られていくべきだろう。特にUSBによるセーブデータの共有とかは、
非常に便利なもの、PCのインターネット機能を利用したデータ更新とか魅力的コンテンツには、
事欠かないと思われる。
PCゲームで販売したゲームの一部、一章なりを、携帯ゲーム機にダウンロードし旅行先、
通勤途中遊ぶ、そのセーブデータをPCに戻し、休日ゆっくり、PCで遊ぶ、
もちろんインターネットを利用しユニットの交換とか、
ゲームのBGMを更新するとか、サービスコンテンツを充実させる。
こういう方向性をいち早く打ちだすことが、ゲーム業界の停滞を解決
できるのだと思うが・・・。
たぶんこの方法のネックは、コピーされ易いという問題が生じることだろうが、
ある程度のコピー対策は必要だが、それはシリアル番号のようなもので、
サービスコンテンツを許容できるシステムで解決できるはず、
音楽業界のCCCD戦略のような商品の質を落とす、過ちを犯すべきではない。
一部の出版社にゲーム情報誌としてのコンテンツを任せるのではなく、
広告収益性を伴なったネットコンテンツを各販売メーカーは提供するべき
で、従来の申し訳程度の商品広告HPの情報で、ユーザーが満足できるはずもない。
各家庭に2台のパソコンがという時代、光通信も浸透してきてることも
考えれば、PCを中軸にしたゲーム戦略は当然と思われる。
(あるいは、家電パソコンの機能にゲーム機の利便性をもたせるか、
逆にゲーム機にパソコンの機能を・・・といってもウィンドウズ全盛だから無理と思われる。)



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