moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

ヒューマニストを見た

2013-05-24 | Weblog
ヒューマニストとはメンタリスト役の俳優が2001年頃から
演じた弁護士のドラマ
舞台はアメリカの一都市ピッツバーグ
元々鉄鋼業で栄えた都市らしいが産業構造転換
いわゆる脱工業思潮の流れに早く取り組んで成功した都市らしい
近年オバマが第3回20か国地域首脳会合の開催地に選び
注目されたようだ。
このドラマはそれよりかなり早く舞台にしている。
DVDがソニーピクチャーから出ているけど
なにげにプレステ2が出てたり
どことなく「奥様は魔女」ぽい雰囲気があるw
シーズン3まで制作されたらしい
終了後にメンタリストのドラマに取り組んだのかも

ドラマの中で漫画著作権問題で日本企業らしきものが批判されていたりと
すでに2001年頃から著作者個人を蔑ろにする管理会社の非道ぶりが
顕著に批判されていた。
(日本じゃスルーされるネタだろうけど)
この数年後日本も著作権管理会社の非道ぶりが
顕著にあらわれるようになるわけだが・・・w

堕ちた弁護士とサブタイトルにあるように
行き過ぎた功利主義の結果
著作権を法人がすする旨い汁へと変質させたわけだ。
これも産業構造の変化「脱工業」思潮の結果だとするなら皮肉なことだ。

ヒューマニストの主人公は早くに母を亡くし寄宿舎育ちで
母と離婚していた父親とは不仲という設定
しかし、その父親に呼ばれ父が経営する一流弁護士事務所に務める。
どういう葛藤があったのか薬に手を染め警察に検挙され
その罰則として児童保護弁護の奉仕活動を命じられて

儲け優先の法人弁護士と児童福祉のための弁護士という
相反する役割の中で葛藤する主人公の姿を描くというようなドラマ

某海外有料放送でメンタリストシーズン4が始まるらしいけど
顔のしわも含め円熟の域にあるけど
このヒューマニストの頃の俳優は若々しいので一見に値する。