moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

椅子取りゲームに興じる自民党

2007-07-31 | エッセー(雑文)
参議院選挙で大敗し、その責任をとって
辞めていく幹部に反し、安倍首相続投

その批判の声があがらない党内事情
結局、新しく内閣人事をやり直すという方便に、
その餌(ポスト)に涎をたらして待っている様が
見えてしまう。

自民党員は、まったく国民の顔を見ていないのだろう。
最近の犯罪にはみ出したIT関連、企業家エゴイストも
真っ青になる「厚顔無恥」ぶり、

選挙で、数年も投票しなかった女性知名人が
当選してしまうというのも厭きれた話だが、
(自己信念で投票しなかったのなら問題ないのだが・・・)
それ以前に普通なら、辞退するのが常識なんじゃないだろうか
社会に貢献することが目的とは、到底思えず、
権力をとることしかみていない政治ゲーム。
マドンナ議員とかいいだしたら、真っ先に
批判されるべきだろう。

ゲームになった選挙

2007-07-29 | エッセー(雑文)
逆風と叫ぶ与党、追い風になった・・・という野党、
この民主主義の陣取りゲームは、喜劇だ!

選挙の時だけ、顔色をうかがい人気とりに奔走し、
その手法は、まさにマーケティングの技術であって、
アンケート調査やタレントのイベント集客術と同様と
いえるかもしれない。

その点からすれば、地盤に胡坐をかいた
いわゆる既得権益の手法に執着した与党が
惨敗するのも当たり前かもしれない。
簡単にいえば、運輸、建設、郵政、農業事業で
生計を立てていた末端の切捨てが原因であって、
たとえば、運輸末端の労働者ドライバーが、
ワーキングプア=派遣労働者に流れていることなど
与党の幹部は、気にもしていないだろう。

その一方で、世界的な資産家が、僅かながら増えている
という数字ばかりみていて、
それは、資産家の収奪を目的とした政策(リストラ)
それを公然と肯定し、格差が当たり前と吹聴する政治家
の立場が、富裕層側に位置し、
一方、疲弊した庶民は、
「格差が当たり前なら政治家はいらない!」
・・・という感覚に染まりはじめている状況との差
といえるのではないだろうか。

所詮、富裕層である2世3世議員では、
権力者に尾を振る体質はかわらず、
与党も野党も実質的に差はないだろうが・・・




猫に生イカを与えるはダメらしい

2007-07-22 | エッセー(雑文)
昔、祖母の家には、何匹も猫が住み着いていた。
田舎なので、ネズミ対策もあって、猫が自然と家に住み着く。
それを追い出すわけでもないので、子猫が勝手に生まれて
増えていくというパターンであった。
親猫は、野良猫だから、人間に用心していてなつかないが、
家の物置部屋で生まれた子猫は、自然と祖父、祖母になつく。
夏休みなどで遊びにいった子供の自分にもなついてくれた。
なつく子猫は、可愛いので、飼い猫のように餌を与えてしまう。
(しかし、猫は犬に比べると記憶力が悪いのか
半年後に再会したら、他人のように用心している。
だが、現金なものでご飯時になると、愛想を振りまいてくる。
水商売のお姉さんみたいな性格だったw。)

食事時になると御膳の下とか、祖父の側にチョコント
座り込んで、祖父の酒のおかずのおこぼれを待っている。

猫にイカを与えると腰をぬかすからダメといわれていたが
迷信という説もあったため
刺身のイカをもの欲しそうに見つめている誘惑視線に勝てず、
何気に与えてみたら、しばらくして、やはり腰を抜かしたように
フラフラした足取りになった。

やはり、猫にイカ(特に生のイカ)は危ない。
さらに、玉葱も危ないらしい。
玉葱の味噌汁のぶっかけごはんも危ないようだ。


生のイカ・貝などの一部の魚介類は、ビタミンB1分解酵素を
含んでいるため、ネコの体内でビタミンB1を分解してしまう。
ビタミンB1が欠乏してしまうため、マヒ(足のふらつき等)を
起こしてしまうとされているようだ。
「ネコにイカを食べさせると腰が抜ける」のは、このため。
この酵素は、加熱処理をする事で効力を失うので、
加熱処理をした物は食べさせても大丈夫のようだ。
イカや貝類にはネコに必要なタウリンが多く含まれているため、
ネコは好んで良く食べるが、消化によくないらしいので、
食べ過ぎないように注意・・・ということらしい。
 

すべての政策がイメージ策にすぎない

2007-07-04 | エッセー(雑文)
久間章生防衛相(66)は3日、米国による広島、長崎への原爆投下を
「しょうがない」と発言した責任を取って辞任した。

後任の防衛相に、自民党の小池百合子首相補佐官(54)を起用し、
小池氏の後任は当面置かないことを決めた。
4日午後、皇居での認証式を経て就任する。

その小池補佐官がイメージ政策ではなく
自民党の数字にうらずけられた実績を・・・
とかTVで言っていたが・・・笑わせる。

自民党の政策が、その場しのぎのイメージ策にすぎず
小池本人が、そのイメージアップのためのカンバンに
すぎないだろう。

今回の辞任が公明党の要求によるものだから
なおさら、しっかりした政策指針がないことが
あきらかになったような気がする。

しかし、安倍政権の大臣は、なんだかんだ
アメリカ政府というか某局に睨まれていたんだなぁと
おもってしまう。

グローバル化を理由に巨大企業ばかり優遇する政策ばかり
結局はパワーマネーゲームでごまかしているにすぎない。
本来の「物作り」企業を切り捨てていく政治なら
潰れてしまえと思われるのは時間の問題だろう。