moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

民主は何やっても空回り

2011-12-19 | Weblog
政治ネタはうんざりするけど
野田政権になっても任命大臣の次から次の無責任さ
素人、不勉強ぶりの露呈がおおくなるにつれ
官僚指導の政治が悪いというマスコミのイメージ工作も
実は裏返せば野田政権
というより選挙で選ばれた政治家は素人
という規定路線があって
そこから公務員である官僚指導政治を批判しているにすぎない気がする。
よくいわれる天下りは個人の腐敗であって
官僚性の腐敗と区別されるべきもののような気がする。
官僚制指導は政治、それが選挙で選ばれようが、王権であろうが
中央集権国家の行政をおこなうための唯一のシステムであって
日本でも古くは律令制施行時から取り入れた制度
歴史を顧みれば
その権力に個人の器が耐え切れず腐敗してきた歴史にすぎない。
官僚も退任後、天下りの誘惑に乗らない気概があれば別に問題も無いはずだが
しかし、事なかれ気質の染まってしまった熟年に
甘い汁を拒むことは難しいのだろう。

内需拡大という経済政策によって成り立っている日本において
企業の海外展開は本来相反する行為でもあって
海外へ工場などの制作拠点を移せばその地域が潤うだけで
日本に利益が還元されなくなるのは道理
当然、次から次へと変わる政権があがいても経済が良くなるわけがない。
ようするに当事者の利権争いに口実をつけているにすぎないわけで
それを規制できない立法行政だから
誰に代わろうと政治はかわらないわけ

某大阪の内乱が
この構造から逸脱した行政をおこなえるか疑問だが
パソコンが発達した現在、市役所レベルの仕事は
臨時職員(アルバイト)で十分まかなえるわけで
退職金も必要なく労働賃金も大幅にカットできる。
実質市町村の縁故採用の癒着振りはひどい惨状であって
能力もない子弟の縁故採用の害を低賃金労働者の臨時採用組がカバーしているわけで
そこで二重どころか三重四重の行政構造ができている。
そういう部分に切り込めないのは
民主政治の弱点となって久しいわけで二重行政をなくしても
変わるわけがない。

マスコミの批判報道も本質を隠蔽し
政治家は無能力
官僚は常に腐敗の危機にさらされ
日本はオワコン
というのが民衆とくに若い子たちの本音だろう



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