moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

お受験小学生3000人1日10時間の猛勉強!・・・を見た(怒

2007-08-21 | エッセー(雑文)
TBSの「お受験小学生3000人1日10時間の猛勉強!
愛と涙の熱血スパルタ夏合宿密着」というニュースをみた。

これは、不快だ!
最近のおかしい報道姿勢を感じるTBS
それは、潜在的なTBSの体質
「高慢なエリート意識」を裏付けるような特集
報道姿勢を感じさせたような気がした。

児童における「受験戦争」が、本来機会均等を
建前とする教育に相応しい姿勢なのかという問題をおきざりにして、
小学生の受験姿勢をいびつに強化する様を、
旧日本軍隊かと思わせる教育システムを肯定的に映像化し
お茶の間に垂れ流す報道
それが、娯楽的なバラエティ報道番組というコンセプトだとしても
これは、ダメだろう。
何をするにも『競争』、風呂に入るのも競争と煽り立てる様
これが教育なのか?
美しい日本教育の実態なのか?

そもそも、義務教育における小中学校教育に「受験戦争」を
目的とした「塾・予備校」の存在は、本来違反した行為とさえ
おもえる。
文部科学省、厚生労働省の認可? のもとに小学生を
いびつに競争に駆り立てる教育が「エリート意識」を
成り立たせることになるのはあきらかであり、
(いびつな選民思想につながることさえありえるだろう。)
一方で、義務教育における小中学校では、
競争ではなく、協力・協調性を伸ばそうとした教育を
(弱者救済・民主主義的な相互依存的な社会性)建前としているが、
競争原理を煽る「塾・予備校」を放任したとするなら
義務教育が唱える「協力・協調性」は茶番劇と児童の目に
映ることになるだろう。
さらに、二律背反的な矛盾を内在化、無意識下に埋め込まれ、
その内部矛盾は、ストレスにさらされるごとに膨れ上がり、
某横綱のようなストレス障害→解離性障害に
陥るのではないだろうかw。

そして、それが将来の各機関、会社組織のトップに立つ
人材だとしたら、その組織は、不幸であり、
さらに、その組織の集合体に成り下がった日本は、
日本人は、最悪の事態を迎えることになるだろう。 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿