1981年11月28日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はOlivia Newton-Johnの"Physical"。ポップスディスコ調のこの曲で1980年に1位を記録した"Magic"以来のNo.1。1974年の"I Honestly Love You/愛の告白"のNo.1獲得を皮切りにジョン・トラボルタとのデュエット"You're The One That I Want/愛のデュエット"を含めて5曲目の1位獲得です。
2位は3位からアップ、Foreignerの"Waiting For A Girl Like You"。大人気ロックグループForeigner、2位を記録した"Double Vision"に続く通算3曲目のTop3ヒットです。
3位は2位からダウン、通算2週間の1位を記録、Daryl Hall & John Oatesの"Private Eyes"。1977年に1位を記録した"Rich Girl"、1981年に1位を記録した"Kiss On My List"に続く3曲目のNo.1ヒットです。
4位は8位からアップ、The Policeの"Every Little Thing She Does Is Magic"。The Policeですが、Top40ヒットは4曲目、これまでの最高位は"De Do Do Do De Da Da Da"と"Don't Stand So Close To Me"の10位で、この曲で初めてのTop5ヒットとなりました。
5位は前週と変わらず2週目の5位、Air Supplyの"Here I Am"。大人気バンドAir Supply、これでシングル5曲連続のTop5ヒットとなりました。
この週3位はDaryl Hall & John Oatesの"Private Eyes"。11月7日と14日の2週間1位を獲得。年間チャートは1982年の44位と年度の途中で残念ながら上位には入りませんでしたが大ヒットです。
ダリル・ホール&ジョン・オーツ、1972年にシングル「追憶のメロディ She's Gone」を発表しましたがTop40には入らずしばらく低迷しますが、1976年の「微笑んでよサラ Sara Smile」が全米4位を記録する大ヒット、その後「追憶のメロディ She's Gone」も再度ヒットチャートを上げってきて6位を記録、一躍大スターになりました。
そして77年には"Rich Girl"がNo.1を記録、アメリカを代表する人気ポップスデュオとなりました。
その後多少低迷しますが、ポップス路線を強化して1980年のアルバム「モダン・ヴォイス」から1位を獲得した「Kiss on My List」をはじめ4曲のTop40ヒットを出し80年代を代表するアーティストになります。
そして翌年アルバム「Private Eyes」を発表、ファーストシングルがこの曲"Private Eyes"で早速1位を獲得、それまではシングルほどアルバムは売れませんでしたが、このアルバムは全米5位を記録する大ヒットアルバムとなりました。
この曲"Private Eyes"はダリル・ホールのボーカルが前面に出たポップスソングで、シンプルなメロディながら緊張感がある彼らを代表する曲といえる名曲です。
今週 先週 song / artist
1 1 PHYSICAL / OLIVIA NEWTON-JOHN
2 3 WAITING FOR A GIRL LIKE YOU / FOREIGNER
3 2 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
4 8 EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC / POLICE
5 5 HERE I AM / AIR SUPPLY
6 11 OH NO / COMMODORES
7 4 START ME UP / ROLLING STONES
8 6 TRYIN' TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU / BOB SEGER
9 9 ARTHUR'S THEME(BEST THAT YOU CAN DO) / CHRISTOPHER CROSS
10 12 WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / DIANA ROSS
11 18 LET'S GROOVE / EARTH WIND & FIRE
12 15 YOUNG TURKS / ROD STEWART
13 7 THE NIGHT OWLS / LITTLE RIVER BAND
14 10 THEME FROM HILL STREET BLUES / MIKE POST ft. LARRY CARLTON
15 16 THE OLD SONGS / BARRY MANILOW
16 19 TROUBLE / LINDSEY BUCKINGHAM
17 22 HARDEN MY HEART / QUARTERFLASH
18 21 LEATHER AND LACE / STEVIE NICKS
19 23 YESTERDAY'S SONGS / NEIL DIAMOND
20 24 DON'T STOP BELIEVIN' / JOURNEY
21 13 I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU / RICK SPRINGFIELD
22 32 I CAN'T GO FOR THAT (NO CAN DO) / DARYL HALL & JOHN OATES
23 26 OUR LIPS ARE SEALED / GO GO'S
24 27 TAKE MY HEART / KOOL & THE GANG
25 29 THE SWEETEST THING / JUICE NEWTON
26 28 MY GIRL / CHILLIWACK
27 39 TURN YOUR LOVE AROUND / GEORGE BENSON
28 31 HEART LIKE A WHEEL / STEVE MILLER BAND
29 30 NO REPLY AT ALL / GENESIS
30 45 COMIN' IN AND OUT OF YOUR LIFE / BARBRA STREISAND
31 34 STEAL THE NIGHT / STEVIE WOODS
32 42 HOOKED ON CLASSICS / ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA
33 35 NEVER TOO MUCH / LUTHER VANDROSS
34 49 COOL NIGHT / PAUL DAVIS
35 41 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
36 40 POOR MAN'S SON / SURVIVOR
37 37 I WANT YOU, I NEED YOU / CHRIS CHRISTIAN
38 43 TWILIGHT / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
39 14 WHEN SHE WAS MY GIRL / FOUR TOPS
40 44 I WOULDN'T HAVE MISSED IT FOR THE WORLD / RONNIE MILSAP
2位は3位からアップ、Foreignerの"Waiting For A Girl Like You"。大人気ロックグループForeigner、2位を記録した"Double Vision"に続く通算3曲目のTop3ヒットです。
3位は2位からダウン、通算2週間の1位を記録、Daryl Hall & John Oatesの"Private Eyes"。1977年に1位を記録した"Rich Girl"、1981年に1位を記録した"Kiss On My List"に続く3曲目のNo.1ヒットです。
4位は8位からアップ、The Policeの"Every Little Thing She Does Is Magic"。The Policeですが、Top40ヒットは4曲目、これまでの最高位は"De Do Do Do De Da Da Da"と"Don't Stand So Close To Me"の10位で、この曲で初めてのTop5ヒットとなりました。
5位は前週と変わらず2週目の5位、Air Supplyの"Here I Am"。大人気バンドAir Supply、これでシングル5曲連続のTop5ヒットとなりました。
この週3位はDaryl Hall & John Oatesの"Private Eyes"。11月7日と14日の2週間1位を獲得。年間チャートは1982年の44位と年度の途中で残念ながら上位には入りませんでしたが大ヒットです。
ダリル・ホール&ジョン・オーツ、1972年にシングル「追憶のメロディ She's Gone」を発表しましたがTop40には入らずしばらく低迷しますが、1976年の「微笑んでよサラ Sara Smile」が全米4位を記録する大ヒット、その後「追憶のメロディ She's Gone」も再度ヒットチャートを上げってきて6位を記録、一躍大スターになりました。
そして77年には"Rich Girl"がNo.1を記録、アメリカを代表する人気ポップスデュオとなりました。
その後多少低迷しますが、ポップス路線を強化して1980年のアルバム「モダン・ヴォイス」から1位を獲得した「Kiss on My List」をはじめ4曲のTop40ヒットを出し80年代を代表するアーティストになります。
そして翌年アルバム「Private Eyes」を発表、ファーストシングルがこの曲"Private Eyes"で早速1位を獲得、それまではシングルほどアルバムは売れませんでしたが、このアルバムは全米5位を記録する大ヒットアルバムとなりました。
この曲"Private Eyes"はダリル・ホールのボーカルが前面に出たポップスソングで、シンプルなメロディながら緊張感がある彼らを代表する曲といえる名曲です。
今週 先週 song / artist
1 1 PHYSICAL / OLIVIA NEWTON-JOHN
2 3 WAITING FOR A GIRL LIKE YOU / FOREIGNER
3 2 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
4 8 EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC / POLICE
5 5 HERE I AM / AIR SUPPLY
6 11 OH NO / COMMODORES
7 4 START ME UP / ROLLING STONES
8 6 TRYIN' TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU / BOB SEGER
9 9 ARTHUR'S THEME(BEST THAT YOU CAN DO) / CHRISTOPHER CROSS
10 12 WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / DIANA ROSS
11 18 LET'S GROOVE / EARTH WIND & FIRE
12 15 YOUNG TURKS / ROD STEWART
13 7 THE NIGHT OWLS / LITTLE RIVER BAND
14 10 THEME FROM HILL STREET BLUES / MIKE POST ft. LARRY CARLTON
15 16 THE OLD SONGS / BARRY MANILOW
16 19 TROUBLE / LINDSEY BUCKINGHAM
17 22 HARDEN MY HEART / QUARTERFLASH
18 21 LEATHER AND LACE / STEVIE NICKS
19 23 YESTERDAY'S SONGS / NEIL DIAMOND
20 24 DON'T STOP BELIEVIN' / JOURNEY
21 13 I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU / RICK SPRINGFIELD
22 32 I CAN'T GO FOR THAT (NO CAN DO) / DARYL HALL & JOHN OATES
23 26 OUR LIPS ARE SEALED / GO GO'S
24 27 TAKE MY HEART / KOOL & THE GANG
25 29 THE SWEETEST THING / JUICE NEWTON
26 28 MY GIRL / CHILLIWACK
27 39 TURN YOUR LOVE AROUND / GEORGE BENSON
28 31 HEART LIKE A WHEEL / STEVE MILLER BAND
29 30 NO REPLY AT ALL / GENESIS
30 45 COMIN' IN AND OUT OF YOUR LIFE / BARBRA STREISAND
31 34 STEAL THE NIGHT / STEVIE WOODS
32 42 HOOKED ON CLASSICS / ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA
33 35 NEVER TOO MUCH / LUTHER VANDROSS
34 49 COOL NIGHT / PAUL DAVIS
35 41 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
36 40 POOR MAN'S SON / SURVIVOR
37 37 I WANT YOU, I NEED YOU / CHRIS CHRISTIAN
38 43 TWILIGHT / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
39 14 WHEN SHE WAS MY GIRL / FOUR TOPS
40 44 I WOULDN'T HAVE MISSED IT FOR THE WORLD / RONNIE MILSAP
彼らはシングルヒットを、ものすごくたくさん持っていますので、ベスト盤はお買い得ですね。
彼らですが、ポップなのに、ちょっとソウルっぽいところが大好きです。
悩むだけ悩んで、まだシングル一曲だけのプライベートアイズより、キッスオンマイリストを始め、たくさんの過去シングル集めた日本版ベストを選んでしまいました
しかしプライベートアイズ(曲)はホントにイイ曲だすね
短くて、転調以降は最後まで言葉があって、歌うのが楽しいですよ
オアシユオアシユーあたりが大好きです
前のアルバムから短いスパンなのに、待ってました以上のシングルというのは素晴らしい
でも私のお気に入りのフィリピンの人はワンオンワンがやたら好きなんで、アレは難しくて困っていますよ
80年代に入って彼らは究極のポップスを歌うスーパースターになりました。シングルはダリル・ホールが前面に出る曲が多くなりましたが、アルバムにはジョン・オーツがリードするロック色の強い曲もありアルバムアーチストとしても素晴らしい活躍をしましたね。
私も70年代のホール&オーツには思い入れがあります。私が洋楽を聴き始めてそんな経っていない頃の1976年のヒットが"She's Gone"や"Sara Smile"でいきなり大好きなアーチストになりました。特にジョン・オーツが活躍する"She's Gone"は今もよく聴きます。
そうでした、そうでした、思い出しました。
"Man Eater"の「俺困らな~い」はそのまんまですね。「我ら脱腸~」も笑えます。"Anotherone Bites The Dust"の「まーだだって。」は思えていませんでしたので、これから聞いてみます^^
まさにポップの権化のような曲です。
甘さの中にも、星船さんのおっしゃる緊張感があって、
すごく心地よい。まさに奇跡のポップソングです。
エフェクターの効いたギターも実にかっこいい。
私にとって、忘れられない青春の一曲です。
確かにBlondie"Rapture"は「イロッポ~イ」て聴こえます。Queenはまだあって、♪Anotherone Bites The Dust♪の「まーだだって。」
その他H&Oは♪Man Eater♪からは「俺困らない」。
ノーランズ「恋のハッピーデート」から「我ら脱腸~」などなど。
「坂井隆夫のJoke Box」は全米Top40の人気企画でしたね。私も楽しみにしていました。
"Killer Queen"を聴くといまだに当時の漫画「がんばれ!! タブチくん!!」を思い出します。Blondie"Rapture"の「イロッポ~イ」っていうのもありました。
先日のJ.Ingramの♪Ya Mo Be There♪の「はっけよーい、よい」の時にコメントを投稿したつもりがしていませんでした。
全米Top40の「坂井隆夫のJoke Box」で紹介されていました。
でも、何といってもJoke Boxで有名なのは、Queen ♪Killer Queen♪の「ガンバレ!タブチ」とB.Seger ♪Against The Wind♪の「わしゃ、やめらん。わしゃ、やめられん。」です。((笑)
Foreignerの最大のヒットは2位どまりではありましたが文句なくこの曲"Waiting For A Girl Like You"でした。この後1位になった"I Want To Know What Love Is"がありましたが、やっぱり彼らの最大のヒットは「ガール・ライク・ユー」ですね。
Hall & Oatesのステージ、素晴らしいのでしょう。私は行ったことがないのですが、動画で見るとサービス精神旺盛で素晴らしいステージですね。一度見てみたいです。
私のHall & Oatesのイメージは人気が出初めのころ、70年代の"She's Gone"や"Sara Smile"の「白人ソウル」グループなのですが、80年代に入ってから「モダン・ポップ」がぴったりの世界一のポップデュオになりましたね。
そうですね。今週のTop10はB.Segerを除いてみんな№1ヒットを持っていますね。
スーパースター勢揃いですね。
そしてForeignerは今後ずーと♪Physical♪の後塵を拝していく運命ですね。
モダンポップと言われてました。81年のこの"Private Eyes"のヒットもあったし、十分有名アーティストだったのですが、私の行った82?か84年の公演、地方では箱が大きかったのか?観客の入りがいまひとつでした。 二人が中々ステージに出てこなく・・。
「??」状態。その時のプロモーターさんがまた正直で「え~、お客様の入りがどうのこうので、二人の・・」と会場アナウンス! 来てる私らに言われてもね~と苦笑でした(^^;)
まあでもそこはプロ、ほどなく出て来て素晴らしいパフォーマンスしてくれました!
しかもその後の来日ごとにもちゃんと地方公演来てくれて、全部は行けてないですが、
Hall & Oatesは一番足を運んだアーティストになりました。
「Private Eyes♪ they’re watching you ♪」のパパン!のお約束の合いの手が
楽しいんですよ~(^^♪
6曲のNo.1はホント凄いです。
そういえばこの週のチャートですが、オリビア、ホール&オーツ、コモドアーズ、ロッド・ステュアートと、No.1を多数持っているスーパースターの曲がTop40上位に入っています。豪華なチャートですね。
この間に6曲の№1ヒットは他に例を見ないほどの快進撃でした。L.Richieも同時期に多くの№1ヒットがありますが、自身の曲としてはCommodores3曲とソロ2曲でした。♪Kiss On My List♪が№1になった時に湯川れい子さんが「夢のような1週№1」と紹介していましたが、今や昔の感がありました。
「Song to soul」で紹介された“Private Eyes”のエピソード、面白かったです!
ウォーレン・パッシュさんもダリル・ホールに才能を引き出してもらってよかったですね。ポップな素晴らしい曲ですものね。
そうですね、まさにHall & Oates時代の幕開けと言っていい80年代はじめから中ごろまでの彼らの活躍でした。"Out Of Touch"まで6曲の全米シングル1位はホントに素晴らしい活躍でした。
残念ながらアルバムは「H2O」の3位が最高で1位を獲得したアルバムはなかったのでシングル向けアーチストだったのでしょう。
♪Kiss On My List♪でしばらくの低迷期を脱出後、間髪を入れずにこの№1ヒット。
'80's半ばまで続くHall & Oates時代の幕開けですね。とともに日本でもかなり知名度が上がりました。
シングルヒットのわりにアルバムは?という気がしますが、やはり彼らをシングルアーティストだったでしょうか。
確かにカズレーザーはダリル・ホールを連想させます。
ダリル・ホールはホント素晴らしいソウルシンガーだと私も思います。ポップスからバラード、ロックまで幅広い曲を歌ってくれますね。
ロックっぽい曲を作り歌うジョン・オーツも私は好きです。ダリル・ホールはソロで歌うより、やっぱりホール&オーツのデュオが一番彼らの良さを引き出していると思います。
この時のチャート、特にTop3は素晴らしい曲が入っていましたね。オリビアにフォリナー、ホール&オーツですから、ほんとにワクワクするヒットチャートですね。当時も多分土曜日の夜中にドキドキしながらラジオから流れてくるチャートを聞いていたと思います。
余談ですが芸人のカズレーザーを見るといつもダリル・ホールを思いだします。
まさしく私が洋楽を聴き始めた頃のチャートです。実際にはこの1年前くらいから聴き始め、この頃には熱心に全米チャートを追いかけていました。
この曲も大好きです。PVも懐かしい。この曲とか、フィジカルなんかは、曲を聴くだけで、当時を思い出します。いい時代だったのかもしれませんね。