ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

K.C. - Give It Up(1984年の洋楽 Part11)

2020-03-19 22:24:01 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart11はK.C.の"Give It Up"。
最高位は3月17日付の第18位。年間チャートは75位。K.C.久々のヒットでした。

K.C.ですが、そう、ディスコファンならご存知ですよね、70年代ディスコを代表するグループKC and the Sunshine BandのリーダーHarry Wayne CaseyことK.C.です。

ちょうど私が洋楽を聞き始めたころ、70年代中頃ですが、KC and the Sunshine Bandの人気といえばホント凄いものでした。
初めてのNo.1ヒット"Get Down Tonight"に続き、全世界のディスコで大ヒットした名曲"That's the Way (I Like It)"が特に有名ですよね。日本でも大ヒットしました。
続いて"(Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty"、"I'm Your Boogie Man"の1位、そして"Keep It Comin' Love"の2位と大ヒットを連発、私にはみんなおんなじ曲に聞こえましたが(失礼!)、特大のヒットを続けました。

その後、しばらくヒットが途絶えたと思えば、まさかのバラード曲"Please Don't Go"で1979年再びの1位を記録し、さらにTeri DeSarioとのデュエットバラードソング"Yes, I'm Ready"が2位と、連続の大ヒットを記録しました。

その後またまたヒットチャートから消えていましたが、久し振りに「K.C.」の名前で復活したのがこの曲"Give It Up"。
曲の作者はHarry Wayne Casey自身とDeborah Carterという人の共作。プロデューサーはHarry Wayne CaseyとバンドメンバーのRichard Finchです。
この曲、70年代のKC and the Sunshine Bandを思い出す懐かしい雰囲気のディスコソングです。


さてついでに名曲"That's the Way (I Like It)"を紹介します。
1975年12月20日付、1週間だけですが1位を記録、曲のプロデューサーはHarry Wayne CaseyとRichard Finch、"Give It Up"と同じですね。

コメント (22)
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