ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ジョン・スチュワート John Stewart- Midnight Wind(1979年の洋楽 Part26)

2015-10-31 20:01:58 | '79年洋楽
1979年の洋楽を紹介するシリーズのPart26はJohn Stewartの"Midnight Wind"。
最高位は10月20日と27日の28位。年間チャートは圏外でした。

"Midnight Wind"ですがこの年の8月に5位を記録したカムバック曲第一弾の"Gold"以来の2曲目のTop40ヒット。
"Gold"の回でも触れましたが、ジョン・スチュワートは、50年代後半、フォークロックの黎明期に大活躍したグループ「キングストン・トリオ」に加入していた人であり、モンキーズによって大ヒットした洋楽ファンなら誰でも知っている"Daydream Believer"の作者であり、フリートウッド・マックのBuckingham & Nicksのバックアップでこの年に復活しました。
"Midnight Wind"は、なんといってもStevie Nicksのボーカルがこの曲を引き立てています。
John Stewart & Stevie Nicksとなっていても良いと思うくらい二人の掛け合いが楽しめます。
もちろんギターはJohn Stewart& Lindsay Buckinghamでありこちらもリンジーの特徴あるギターの音色がカッコいいです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リトル・リバー・バンド Little River Band - Lonesome Loser(1979年の洋楽 Part25)

2015-10-17 22:23:25 | '79年洋楽
1979年の洋楽を紹介するシリーズのPart25はLittle River Bandの"Lonesome Loser"。
最高位は9月26日と10月6日の6位。年間チャートは66位。この年は42位に"Lady"が入っていますが、70年代の中頃から80年代初頭にかけて13曲をTop40に送り込んでいる大人気バンドです。

リトル・リバー・バンドといえばなんとなくアメリカ西海岸ウエストコースト出身のような気がしますが、オーストラリア出身のロックグループ。
3人のボーカルのハーモニーは素晴らしく、ウエストコースト+AORの優しく爽やかで、ちょっとだけ影がある良い曲を沢山持っています。

この"Lonesome Loser"は特に冒頭のハーモニーから曲の全体にわたって素晴らしいハーモニーが魅力の曲です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニック・ロウ Nick Lowe-Cruel To Be Kind(1979年の洋楽 Part24)

2015-10-10 19:20:58 | '79年洋楽
1979年の洋楽を紹介するシリーズのPart24はNick Loweの"Cruel To Be Kind"。
最高位は9月29日から3週連続の12位。チャートインしていた期間が短く残念ながら年間チャートは圏外でした。

"Cruel To Be Kind"邦題は「恋するふたり」。とってもメロディアスでちょっと湿った感じのブリティッシュロックです。
この頃、先週紹介したスニッフ&ザ・ティアーズの"Driver's Seat"、そしてもう一曲イアン・ゴムの""Hold On"と、覚えやすい親しみやすいブリティッシュロックがヒットしていました。3曲とも名曲といっていいと思います。
ニック・ロウですが、イギリスのロックミュージシャン。
Top40にチャートインした曲はこの曲のみでしたが、凄腕プロデューサーとして有名で、エルヴィス・コステロやプリテンダーズを手がけています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スニッフ&ザ・ティアーズ Sniff'n' The Tears - Driver's Seat(1979年の洋楽 Part23)

2015-10-04 09:01:05 | '79年洋楽
1979年の洋楽を紹介するシリーズのPart23はSniff'n' The Tearsの"Driver's Seat"。
最高位は9月29日と10月6日の15位。年間チャートは圏外でした。

Sniff'n' The Tearsですが、イギリスの6人組ロックグループ。
アメリカでのヒット曲はこの"Driver's Seat"のみですが、この曲、曲調はイギリスニューウエイブ系の湿った、哀愁を帯びた曲で、ギターワークが実にカッコいい。
日本でもヒットしまして、1曲のみのグループではありますが、印象には強く残るグループでした。
この時のアメリカのチャートではこの曲のほかにもNick Loweがチャートインしてますが、イギリス出身のロック曲が続きました。
湿った音で両曲とも当時はあまり好きではなかったのですが、今聞くと実に良い曲で、ヒットしたのもわかります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シック Chic - Good Times(1979年の洋楽 Part22)

2015-09-26 17:50:52 | '79年洋楽
1979年の洋楽を紹介するシリーズのPart22、今回はChicの"Good Times"。
8月18日付で1週のみですが1位を獲得、歴史に残る大ヒット"Le Freak"に続く2曲目のNo.1になりました。年間チャートは20位。

もちろんこの曲のプロデュースと作詞作曲はナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズのコンビ。
ナイル・ロジャースのギター、カッティングというのでしょうか、当時本当にオシャレな音楽と思いました、今聴いても古さを感じない斬新な音です。
最近でも2013年にダフト・パンクの「Get Lucky(ゲット・ラッキー)」が大ヒットしましたが、「この曲シックではないか?」と思ったら、やっぱりプロディースはナイル・ロジャースでした。今でも輝いている素晴らしい音楽性を持ったグループなのです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする