本日、(社)理想の都市建設研究会専門委員研修会を行いました。講師は群馬県県土整備部交通政策課長茂木悦郎氏。この度立ち上げられました「県鉄道網活性化研究会」について伺いました。
当会では、前橋・高崎を中心とする政令指定都市の実現を目指す中で、公共交通網のあり方についても調査・研究をしています。その中で、高崎経済大学地域政策学部の戸所隆教授や(社)前橋・高崎・伊勢崎・藤岡青年会議所で構成する「夢のある県央都市創造会議」とともに、両毛線伊勢崎駅と高崎線新町駅を結んだ「群馬山手線構想」や上電のJR前橋駅乗り入れ、更には電車利用者を増やすために約2㎞おきの駅の増設等々を提言して参りました。本日の研修会で「群馬鉄道網図」というものが配布されたのですが、これを見たときに、これまで訴えてきたことがやはり間違いではなかったと、より確信を得ることができました。
「公共交通の活性化」ということが叫ばれている中で、本県でもこれまでにさまざまな提言や提案がなされましたが、そのほとんどが実現できておりません。本日の研修会を通して、その鍵は実効性にかかっていると実感しました。実現に向けて、更に頑張って行きたいと思います。