前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

前橋市議会議長を退任致しました

2010-03-02 23:05:34 | Weblog
 本日より、平成22年第1回前橋市議会定例会が始まりました。

 前橋市議会議員選挙は2月の為、前橋市議会では例年3月定例会初日に役職の改選が行われております。

 昨年6月の議長就任以来、多くの市民や報道関係者の皆様より、議長の1年交代・たらい回しも変えて欲しいとの期待の声をお寄せ頂き、また、議長経験者からも1年では議長としての職務を全うできないとのご意見をお寄せ頂いておりました。私自身、議長の1年交代について疑問に思っておりましたので、正直、慣例に従うべきかどうか悩みました。

 しかし、前橋市議会の慣例で、議長は3月議会を前に全議員の役職の辞表を取りまとめる立場にあり、そうでありながら議長だけが辞表を出さないという訳には行かないとの判断から、私も慣例に従い議長の辞職願いを提出致しました。

 ただ、2月の各派代表者会議において、議長の任期についても今後の議会改革の一貫として来年2月の任期4年の折り返しに向けて検討して頂くよう、提起を致しました。地方自治法では、議長の任期は「議員の任期」となっておりますが、多くの議会で慣例で1年又は2年となっております。調査した結果、前橋市と同じ中核市の中で約1/3が「1年」、同じく1/3が「2年」、同じく1/3が「なし」、県内の12市では、5市ずつが「1年」と「2年」、その他が「なし」とのことでありました。誠に残念ながら、私の議長在任中に結論までには至りませんでしたが、次期議長の下で前向きにご検討頂きますよう期待しております。

 本日の議長選挙では、図らずもいくつかの会派より再度ご支持を頂きました。私は、議長として、公平・公正・中立な立場で議会運営に取り組み、また、市民の視点に立って議会改革並びに議会の信頼回復に努めてきたつもりですが、それが一定の評価を頂いたことは大変光栄に存じております。結果として、議長選挙では2票差の次点に終わりましたが、昨年6月15日の突然の議長就任以来約8ヶ月半の間、紆余曲折はございましたが、何とか本日まで議長職を全うできましたことを、大変有り難く存じております。

 振り返りますと、この約8ヶ月半の間、多忙な中にも大変充実した毎日を過ごすことができました。井下副議長さん並びに横山事務局長を始めとする議会事務局の皆様には、大変心強いご支援を頂きました。また、全国市議会議長会関東部会長兼関東市議会議長会会長という役を仰せつかり、全国の議長さんとのご縁を頂きました。特に、全国市議会議長会では事務局の関口次長さん、関東市議会議長会では副会長の野口埼玉県越谷市議会議長さん、石射神奈川県厚木市議会議長さん、岡本千葉県浦安市議会議長さん始め、各都県の支部長さんには大変お世話になりました。更には、多くの行事にお招きを頂き、沢山の方々とふれあう貴重な機会を頂きました。特に、昨年の秋には天皇皇后両陛下より園遊会にご招待を頂く栄誉に与り、大変貴重な経験をさせて頂きました。これも偏に、ご協力を頂きました議員各位、市当局の皆様、報道関係者の皆様を始め、これまでご支援・ご指導を頂きました皆様のお力添えの賜と、心から感謝を致しております。

 今後はこの度の有り難いご縁と貴重な経験を生かし、一議員として、市民の皆様の代表として、前橋の発展のために全力を尽くして参る所存でございますので、今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。