前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

知的障がい者サッカー大会「ファイトカップ2007」開催

2007-06-03 23:41:06 | Weblog

 昨日は深井浩先輩をご紹介致しましたが、本日は、斎藤健一先輩をご紹介したいと思います。

 斎藤先輩も深井浩先輩と同じく、私の(社)前橋青年会議所の先輩であり、コムネットQ(前橋中心市街地まちづくりネットワーク)でご一緒させて頂きました。斎藤先輩は大学時代、ハンディのある方々をサポートするサークル活動に取り組んだのをきっかけに、以来一貫してハンディのある方々をサポートするボランティア活動に取り組んでいます。特に共感を覚えるのは、いかにハンディを持っている方々が地域で当たり前に生活できる環境を1日も早く実現できるかということです。

 その考えのもと様々な取り組みを行っておられますが、その一環として取り組まれたのが今回の知的障がい者サッカー大会です。昨年に続いて2回目とのことでありましたが、学生さんを始めたくさんの皆様のご協力を得、とてもまだ2回目とは思えないような、立派な大会となっていました。これも、斎藤先輩の熱い思いが、多くの皆様の共感を呼んだ賜と思います。

 知的障がい者サッカー大会は全国大会もあるようなのですが、以前、斎藤先輩から群馬県の状況は大変寂しい状況であるということを伺ったことがあります。他都道府県からは選抜チームがユニホームをそろえて、県代表として出場してくるそうなのですが、群馬県は最近まで代表チームが県代表として出場し、出場しても大差で大敗して帰ってくる状況であるということを伺ったことがありました。

 しかし、昨年初めて県大会を行い、それを受けて県選抜チームを編成し、今年出場した関東大会では、1回戦で負けはしたものの0対1の惜敗であったとのお話しを伺いました。

 そして、本日の大会も想像以上にレベルが高く、観客席から声援を送る保護者を始めとする“サポーター”の皆様も大変な盛り上がりを見せていました。

 以前にも、このブログで書いた通り、私も縁あって、重症心身障がいという知的にも身体的にも思い障がいを持つお子さんを抱える親御さんの会の活動に携わって参りました。私は、率直に申し上げて、このハンディのある方々に対する施策が最も遅れていると痛感をしております。議員でなくなってしまった今、議会という最も公的な場でその事実を訴えることができなくなってしまったことは誠に残念でありますし、また、ご期待を頂いていた皆様には誠に申し訳ないという気持ちで一杯でありますが、私の考え方がまったく変わっておりません。こらからもこの分野の施策の推進に積極的に取り組み、いつの日かハンディのある方々が地域で当たり前に生活できる環境を実現したいと強く思っています。