前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

ウォーキングバスの難しさを実感

2007-05-30 23:40:08 | Weblog
 本日、「江田町まちの安全ひろげ隊」会議に参加しました。本日の議題は、「ウォーキングバス」についででした。

 ご承知のとおり、ウォーキングバスは、このところ多発する子ども達を巡る事件を背景に、事件に巻き込まれやすい下校時に子ども達を守る手段としてスタートしました。しかし、実際にウォーキングバスをボランティアとして見守る皆様のご意見を伺っていると、いろいろと難しい問題もあるようです。

 まず、当然、子ども達は学校を決められた時間に出発はするようなのですが、途中でだんだんばらけてしまい、登校時のように隊列をなしている訳ではないようです。そのため、いつまで子ども達を見守っていればよいのか判断に迷うようです。

 そして、中には、途中で親らしい車が止まり、子どもを乗せて行くケースもあるようで、これなどは初めてのときには一瞬ドキッとし、子ども達が持っている防犯ブザーがなるかならないかで判断するしかないというようなご意見もありました。

 私たちが小学生の時には、下校時は仲のよい友達と道草をしながら帰ったものでした。その際の様々な思い出も残っています。下校時は子ども達がだんだんばらけてしまうという点から想像すると、恐らく今の子ども達も私たちの子どもの頃と同じように、仲のよい友達と道草をしながら帰りたいという思いもあるのでしょう。そう考えると、今の子ども達が気の毒でなりません。安全・安心なまちを取り戻し、子ども達が思い思いに下校できる世の中を取り戻したいものです。