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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・10

2016-12-11 04:34:45 | ポーラースター・システム


このたびは幣もとりあへず手向山もみぢの錦神のまにまに


菅原道真


  ☆


北辰制は、王制と形を似せながらも、全く違うものにしていこう。

血脈は関係ない。問題なのは、魂だ。

その魂が、真の王であるかどうかなのだ。

北辰はただ心が美しいだけではいけない。それだけのことをして、神に功しを積んでいるものでなくてはならない。

人類を幸福にしたいという神の願いを真に理解し、その愛を国に正しく反映できる力がなくてはならない。

その魂を見分けて、国の中心に据えられるという体制を、考えねばならない。

選挙制度はある程度残してもいいだろう。下級の政治家はそれで何とかなる。人民が正しい心で選挙をすれば、ずるい馬鹿が当選することもあまりなくなるだろう。

だが北辰という、政治の中心をどうやって選ぶか。難しい問題だ。

段階的に、もう少し人類の勉強が進まなければ、未来は見えてこないだろう。

だが、果てしなく遠い星でも、北極星はここから見えるのだ。

あそこを目印にしていけば、必ずたどりつくことができる。

それを信じて、まずは、手元にあることからやっていこう。








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従順なネリー

2016-12-10 04:21:36 | 幻の少女たち


ヒュー・ラムゼイ

  *


かわいい子です。

大人の言うことをよくきくということは、そんなに馬鹿なことではないのですよ。

よいこともたくさんあるのです。







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四葉のクローバー

2016-12-09 04:12:43 | 幻の少女たち


ウィンスロー・ホーマー

  *


四葉のクローバーを探したことのない人は珍しいでしょう。

本当に、この世界では、女の子の本当の幸せは、これくらいしかないのではないのかと。

そんなことを感じる絵です。







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ナウシカア

2016-12-08 04:12:14 | 幻の少女たち


ルイ・ゴーフィエ

  *


高い女性は、高いことを男に望むものだ。

それを愚かなことにせず、誠実に応えてみる男は、よいものを得られるでしょう。







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憂鬱なヴィットリア

2016-12-07 04:12:46 | 幻の少女たち


ヨハン・フリードリヒ・オーヴァーベック

  *


この子は、本当は自分が嫌なのですよ。

自分の顔も生き方も、本当は自分のものではないからです。

本当の自分はもっと別のものだと、知っている。

自分が常に嘘をついているのが、苦しいのです。







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野の少女

2016-12-06 04:12:12 | 幻の少女たち


ルートヴィヒ・クナウス

  *


ああ、かのじょのことを思い出します。

あの人もこんな風に、よく野原の中にいた。

少女というよりは、まるで幼女のようだった。







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ルクレツィア・ボルジア

2016-12-05 04:15:13 | 幻の少女たち


ピントゥリッキオ

  *


この絵には実在のモデルがいるそうです。とびきりの美人ではないのに、とても惹かれる顔をしていますね。

それはこの魂が、とてもつらい目にあい、それを耐えてがんばっているからです。

このように、美とは形だけが作るものではないのです。







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ポーラースター・システム・9

2016-12-04 04:14:10 | ポーラースター・システム


急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。


ルカによる福音書



  ☆


馬鹿が、自分よりいいというだけで、真の王を馬鹿にし、自分をいいものにしてきたから、世界はこのようになった。

イエスはユダヤの王にふさわしい魂だったが、王族の家には生まれず、貧しい大工の息子として生まれた。

そこから、愛の心を発し、子供を導くように、優しい心と言葉で、国民を教えて、国を救おうとしていたのだ。

馬鹿が迷っている間は、王は物乞いの家にでもどこにでも生まれて来て、できることは何でもして、民を助けようとする。それが真の王の愛というものだ。

どんなに馬鹿が真似をしても、これだけは真似ができない。

王の愛というものは、あるのだ。それがあればこそ、国のすべてがうまくいく。

独裁をして人間を思い通りにしようとするのは、馬鹿だ。王がそんなことをするはずはないのだ。

だがその王を、最も卑怯な方法で殺し、それだけでは飽き足らず、遺体にむごい侮辱を加えてさらしたので、ユダヤは滅んだ。

二度とこの世によみがえることはない。

イスラエルという国はあるがね、あれは血脈的に、古代のユダヤとは何の関係もないのだ。








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サムソンとデリラ

2016-12-03 04:14:52 | 幻の少女たち


グエルチーノ

  *


色仕掛けは、かなりの勇者にも有効な手ですが、あまりやってはいけません。







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アタランテ

2016-12-02 04:17:33 | 幻の少女たち


チャールズ・ミーア

  *


男になりたいという気持ちを、持っていない女性はいません。







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