世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

精霊たち

2012-02-18 07:23:28 | 画集・ウェヌスたちよ
「瑠璃の精霊」
「石」の編に出てきた瑠璃の精霊です。こういうゲームキャラみたいのを描くのははじめてなのですが、なんとかきれいに描けました。

精霊は、「青年」や「少年」たちと違って、神の道理すれすれの荒っぽいことも時々やるので、少々奇抜な格好をしています。耳もとがってますし。
額に瑠璃などはめこんでますが、こういうのが、けっこう、人間には効く薬なのです。
妖精などのように、時々悪さをするような存在ではありません。神の愛のもと、ちゃんと人を愛して正しく導いてくれます。美しい存在です。


「原野の精霊」
本章「野」の編に出てきた原野の精霊。彼は精霊としてはまだ若い方なので、少々やんちゃな顔をしています。古道の魔法使いを相手に、漫才のようなやりとりもしますしね。髪が白く、目は金で瞳は縦に長いのは、彼の仮の姿が白い山猫だから。
多分、原野に棲む山猫の魂でも導いていたのでしょう。


「紅玉の精霊」
同じく「石」の編に出てきた紅玉の精霊。紅玉とは説明するまでもないでしょうが、ルビーのことです。三本の角は、少々蓮の花をイメージにして描いてみました。
写真のせいで、ちょっと歪んで見えますが、原画はもっときれいですよ。

薄紅の瞳なんて、現実にはあり得ませんが、こうして描いてみると、きれいですね。
まあ、マンガやアニメの世界では、ピンクやブルーや緑の髪や目なんて、当たり前ですから。そう突飛な冒険でもありませんが。

面白いです。
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