今回は大島弓子先生の「綿の国星」から。ちび猫です。なかなかかわゆく描けたと思うのですけど、どうでしょうか。なんだか、前回のエーベルバッハと比べると、世界がまるで違いますね。
やっぱり、どんなに似せようと思っても、本物とは全然違いますね。目を大きくして唇と鼻を小さくかわいらしくして、輪郭を幼げにしてみたんですけど。形的にみると、あ、あれのまねだな、ということはわかるけれど、やっぱり偽物は偽物だなあ。
でもまあ、わたしは、わたし的なちび猫が描けたので満足です。どんなにまねしようとがんばっても、わたしが描くのはわたしの絵なんだってことなんですね。
おもしろいから、これからも時々、人の絵をまねして描いてみよう。どんなにがんばっても、絶対に自分の絵から抜け出せないってことが面白い。わたし的なトーマや、わたし的エーベルバッハ、わたし的ちび猫。人のまねをすることで、浮かび上がってくる自分らしさが、おもしろい。
今度はだれのまねをしてみようかなあ。まねをするにも、それなりに面白い人じゃなきゃいやですね。マンガにこだわらず、昔の名画やアニメなどもやってみようかしらん。
まあおあそびですけど、楽しんでいただけたら幸いです。