世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

カタバミ2

2009-04-21 14:25:38 | 花や木
カタバミも、ナズナのように、何枚撮ってもあきない花です。みんな同じようでいてみんな違う。カタバミの花を撮っていると、全部の花を撮りたくなって、早々に逃げだします。だってみんなきれいなんだもの。たまらない。

カタバミは本来人間をどこかつきはなしてみてたきつい花だったのですが、タンポポのことがあってから、やさしい顔で咲くようになりました。今年のカタバミも、やわらかく微笑んでいるように咲いてます。そしてやさしい春の演出をしてくれている。

さて、今日は比較的楽です。足もとのいらいらも不快なほどじゃなくて、静かに室内ウォーキングしたり、ミルクコーヒー飲んだり、家事したりして、まったりと過ごしてます。横になったりもしますが、眠れないので、布団の中でゆっくりするだけ。それだけでもだいぶ、楽です。

こう書いてみると、ほんとわたしって、病人なんだなあ。蜂蜜のびん、一本とうとう空けてしまいましたよ。ほぼ一ヶ月くらい?で一本なくなっちゃった。相当に疲れてるんですね。で、今もしっかり2本目をなめてます。今度のは日本産で、前のと味を比べてみたりしてます。やれやれ。

病人ていうのはやだなあ。早く治りたい。好きなことが何にもできないんだもの。花の写真を撮るくらい。

カタバミがやさしい顔で写ってくれるのは、わたしの病気のせいでもあるんでしょうが、みんなが美しいやさしい顔で見てくれるので、ほんとうにうれしい。カタバミの横を通るとき、心がうきうきします。みんな私のことを愛してくれてるから。

花はみんなのことを愛するから。

愛はどんな薬よりも人の心を軽やかにいやすから。

だから、ときどき不安や暗い思いが心をよぎっても、バランスを取り戻すことができるのです。明るくいかなくちゃ。だいじょうぶ。いつか必ず治る。どんなことがあっても、がんばらなくちゃ。

花を見て、花が愛をくれるから。ときどき、どんなにつらくっても、元気になれる。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベニシジミ | トップ | ハルノノゲシ »
最新の画像もっと見る

花や木」カテゴリの最新記事