先週末の小旅行では、MaxことE4系を嫌ってE2系で運転される最後の列車に乗った結果、九時台という前代未聞の早い帰着となりました。そこまでして避けようとしたのは、二週続けてMaxに乗せられるという苦行を避けたかったからに他なりません。まことに不本意ながら、悪名高きE4系が本活動の最終走者となります。
「いなほ」のグリーン車には三千円を支払う価値が十分にあります。しかし、この車両にはグリーン料金どころか530円の指定席料金を支払う価値もありません。当然自由席の列に並びました。早々と並んだため、前後三列分しかない平屋の区画も選べる状況です。しかしそのようにはしませんでした。というのも、平屋だからといって広々しているわけでも何でもなく、天井の高さは全く変わらないと分かったからです。それなら眺望に勝る分だけ二階席の方がまだましというものでしょう。
それに加えて気付いたことが三つほどあります。一つは、ただでさえ余裕のない荷物棚の高さが平屋の部分ではさらに狭まり、自分の大荷物では持て余すということです。しかも、その荷物棚の所々を何かの機器箱が占領していて、貧弱な収容力がますます犠牲になっています。さらには、リクライニングシートの内側の肘掛を跳ね上げても、背もたれの間に隙間がないため、背もたれに支えた肘掛が肩の部分に当たってしまいます。これでは肘掛を上げる意味など全くなく、最初から固定式にした方がはるかにましです。乗車するたび構造的な欠陥がいくつも露呈する車両が、我が国の鉄道史上に存在したのでしょうか。今回も大いに興ざめさせられました。
今春の改正でE2系が北陸新幹線から引退しようとする中、E4系はいつまで上越新幹線に居座るのでしょうか。せめて最終列車だけはE2系に戻ってくれればよいのですが。
★新潟2133/Maxとき350(350C)/2340東京
「いなほ」のグリーン車には三千円を支払う価値が十分にあります。しかし、この車両にはグリーン料金どころか530円の指定席料金を支払う価値もありません。当然自由席の列に並びました。早々と並んだため、前後三列分しかない平屋の区画も選べる状況です。しかしそのようにはしませんでした。というのも、平屋だからといって広々しているわけでも何でもなく、天井の高さは全く変わらないと分かったからです。それなら眺望に勝る分だけ二階席の方がまだましというものでしょう。
それに加えて気付いたことが三つほどあります。一つは、ただでさえ余裕のない荷物棚の高さが平屋の部分ではさらに狭まり、自分の大荷物では持て余すということです。しかも、その荷物棚の所々を何かの機器箱が占領していて、貧弱な収容力がますます犠牲になっています。さらには、リクライニングシートの内側の肘掛を跳ね上げても、背もたれの間に隙間がないため、背もたれに支えた肘掛が肩の部分に当たってしまいます。これでは肘掛を上げる意味など全くなく、最初から固定式にした方がはるかにましです。乗車するたび構造的な欠陥がいくつも露呈する車両が、我が国の鉄道史上に存在したのでしょうか。今回も大いに興ざめさせられました。
今春の改正でE2系が北陸新幹線から引退しようとする中、E4系はいつまで上越新幹線に居座るのでしょうか。せめて最終列車だけはE2系に戻ってくれればよいのですが。
★新潟2133/Maxとき350(350C)/2340東京