春の予感 2016

blogの初期から「春の予感」と題して次の季節を先取りしてきましたが、一月の前半に取り上げるのは前代未聞です。都内の梅が早々と開花しました。
この暖冬なら一月中の開花もあるか、しかし中旬ではさすがに早いかと思いつつ公園に出向くと、驚くべきことに一輪、二輪どころか相当数の花が咲いていた次第です。過去の記録を繙いても、早くとも二月にならなければ開花しない梅で、今季は実に一月前後の早咲きということになります。しかも特筆すべきは、梅が咲く一方で銀杏の葉がわずかながらも残っていることです。晩秋と早春が同居したかのような光景には拍子抜けさせられました。
一昨日の晩こそやや冷えたものの、その後は特にどうということはなく、半袖シャツに薄手の雨合羽という軽装で自転車に乗っています。少なくとも都内ではそれ以上厚着する必要性を感じません。立春まではあと三週、週間予報を眺めても寒くなりそうな気配はなく、外套は一度も出番を迎えることなく終わりそうです。