5月の後半から、中高年対象の『再就職促進セミナー』に参加して、
8日間のセミナーのあと1週間に1回ガイダンスがあり、
最後10回目のガイダンスも8月23日に終了したが、
その後も最後までガイダンスに参加していたメンバー達と未だに交流を深めている。
皆の退職理由はなかなか聞くことが出来ないけど、
その中で50歳前半で退職されたYさんの退職理由を聞くことが出来た。
理由は家族の病気の看病のため。
奥様が大病を患ってノイローゼになり、
家族は大変な思いをしたと言われていました。
病名もこちらが聞かなくっても、Yさんから喋ってくれた。
「実は“がん”だったんよぉ~。
最初、足が痛いって言うので病院に行って先生に見てもらったら
“がん”って言われ、本人はなかなか受け入れることが出来なくって、
すごくパニックになったんよぉ~。
だから、セカンドオピニオンで別の病院の先生の診察を受けたんだけど、
やっぱり“がん”って言われてねぇ~。」
「どこの“がん”だったんですか?」
「“乳がん”だったんよ。それも手術が受けられないほど進行していて、
余命○年って、言われて本当に大変だったんよ。
なんで“乳がん”になって足が痛くなるかわからんし、
本人も娘も大泣きして、どうしていいかわからんかったんよ。
うつがひどくなって、どう対処していいかわからんかったしね。
今もまだ病院に行っているけど、乳腺外科と精神科に通ってるんよ。」
私が今まで出会った“がん友”のステージは、
皆、私より低い人ばかりだった。
なのに今回は違うぞ。
ステージを聞いたらわからないと言われたけど、
転移しているので、ステージⅣだと思う。
奥様の事は前回他のメンバーと一緒にお食事会をした時に聞いたけど、
昨日は再就職の情報交換をしようと言うことで二人で会っていた。
私も二人きりなら自分の病気の事も話してもいいかなって思って告白しました。
Yさんは、すごくびっくりしていた。
私と一緒に入るとすごくパワーをもらっていると言われ、
まさか私も乳がん経験者だとは思っていなかったようだ。
それもそのはず、普通に接していたら私が乳がん経験者だなんて、
知るよしもないし…。
奥様のステージの事を考えたら、
私から色々とアドバイスをするなんてトンでもない事だ。
けど、“乳がん”を乗り越えて普通に生活している姿をみて、
Yさんに何らかの力を与えることが出来たのではないかと思います。
そして、Yさんも奥様の事を話すことで今まで溜まっていた
もやもやしていた気持ちが少しでも和らいで行ったのではないかと思います。
がん患者は告知された時に人生のどん底に落とされたみたいに辛い思いをして、
やがて病気を受け入れて治療を受けていくことでこの病気を乗り越えて行く。
家族もがん患者への接し方をあれこれと模索しながら、
がん患者と一緒に戦ってきている。
私も自分が病気を告知された後、家族とどのように接したかを考えたら、
かなり我儘だったかもしれない。
今では過去の出来事だけど、
Yさんには私が病気を乗り越えて元の生活に戻っているのを見る事で
少しは勇気を与えることが出来たのではないかと思います。
8日間のセミナーのあと1週間に1回ガイダンスがあり、
最後10回目のガイダンスも8月23日に終了したが、
その後も最後までガイダンスに参加していたメンバー達と未だに交流を深めている。
皆の退職理由はなかなか聞くことが出来ないけど、
その中で50歳前半で退職されたYさんの退職理由を聞くことが出来た。
理由は家族の病気の看病のため。
奥様が大病を患ってノイローゼになり、
家族は大変な思いをしたと言われていました。
病名もこちらが聞かなくっても、Yさんから喋ってくれた。
「実は“がん”だったんよぉ~。
最初、足が痛いって言うので病院に行って先生に見てもらったら
“がん”って言われ、本人はなかなか受け入れることが出来なくって、
すごくパニックになったんよぉ~。
だから、セカンドオピニオンで別の病院の先生の診察を受けたんだけど、
やっぱり“がん”って言われてねぇ~。」
「どこの“がん”だったんですか?」
「“乳がん”だったんよ。それも手術が受けられないほど進行していて、
余命○年って、言われて本当に大変だったんよ。
なんで“乳がん”になって足が痛くなるかわからんし、
本人も娘も大泣きして、どうしていいかわからんかったんよ。
うつがひどくなって、どう対処していいかわからんかったしね。
今もまだ病院に行っているけど、乳腺外科と精神科に通ってるんよ。」
私が今まで出会った“がん友”のステージは、
皆、私より低い人ばかりだった。
なのに今回は違うぞ。
ステージを聞いたらわからないと言われたけど、
転移しているので、ステージⅣだと思う。
奥様の事は前回他のメンバーと一緒にお食事会をした時に聞いたけど、
昨日は再就職の情報交換をしようと言うことで二人で会っていた。
私も二人きりなら自分の病気の事も話してもいいかなって思って告白しました。
Yさんは、すごくびっくりしていた。
私と一緒に入るとすごくパワーをもらっていると言われ、
まさか私も乳がん経験者だとは思っていなかったようだ。
それもそのはず、普通に接していたら私が乳がん経験者だなんて、
知るよしもないし…。
奥様のステージの事を考えたら、
私から色々とアドバイスをするなんてトンでもない事だ。
けど、“乳がん”を乗り越えて普通に生活している姿をみて、
Yさんに何らかの力を与えることが出来たのではないかと思います。
そして、Yさんも奥様の事を話すことで今まで溜まっていた
もやもやしていた気持ちが少しでも和らいで行ったのではないかと思います。
がん患者は告知された時に人生のどん底に落とされたみたいに辛い思いをして、
やがて病気を受け入れて治療を受けていくことでこの病気を乗り越えて行く。
家族もがん患者への接し方をあれこれと模索しながら、
がん患者と一緒に戦ってきている。
私も自分が病気を告知された後、家族とどのように接したかを考えたら、
かなり我儘だったかもしれない。
今では過去の出来事だけど、
Yさんには私が病気を乗り越えて元の生活に戻っているのを見る事で
少しは勇気を与えることが出来たのではないかと思います。
自分も病気になる時もあると思うし。
そんな時は落ちこむだらうな~
と、思います。
おもい病気にかかった時、
そんな時は、体験談とかは、凄く勇気ずけられるのではと、思います。
もろさんの話で気持が楽になったのでしょうね。
その中で模索を続けて、光が見えたのが癌患者のサイトでした。医者に言われた専門用語すらわからなくて必死で言葉の意味を理解しようとして、日々ネットで探して、泣きながら誰か頼れる人を見つけようとしてました。その中で助けてくれた先輩患者さんたちの心温まるメールを何時も頂き、励ましてくれたお陰で私の今があると思います。そして地元の先輩患者さんの元気な生活を間近で見ることも支えになってました。
今、元気で生活できるのも皆の支えがあることを忘れないで、そして後輩患者さんを勇気づけてあげて下さい。いつまでも。
寝込んでいたら誰かが側にいて欲しいと思うものでしょ!!
だから、病気になったらなお更、
側に家族がいると本当に心強いと思います。
その前に一人なので、風邪や病気にならない生き方をしないとね…。。。
本当に患者さんや家族の気持ちを支えてあげるって、難しいですね。
この病気になったときの心の変化を受け止めるのが難しいと考えてしまいました。