A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

主治医の先生が変わる…!

2007-02-22 | 乳がん日記
先週婦人科検診に行った時に、すでに予約していた乳腺外科の女医先生から男性の先生になっていた。
今日も次回の予約票をもらった時にそのままになっていたので、乳腺外科に行って女医先生に変えてもらおうと思った。
乳腺外科の外来診療担当表を見てみたら、以前は火・木の2回だったのに、火の1回と診察日が減っている。

早速、受付に行って聞いてみた。
すると若い女性が対応してくれた。
「実は○○先生、3月いっぱいで辞めるんですよ!」
私は受付のカウンターに立ち尽くしてしまい、涙が溢れそうになった。

2004年9月に初めてこの病院で受診した時は、優しい感じのする先生が主治医だった。
初めて大病を患ってどうしていいかわからないままに手術を受け、その後の抗癌剤治療。
この先生ならこの先もずっと一緒に病気と闘って行ける。
そう思っていた。
なのに2005年3月末で転勤になると聞いた時、悲しくて抗癌剤の点滴を受けながら1時間くらい涙が次から次へと溢れて泣きっぱなしだった。

そして2005年4月からは女医先生に代わって、今までの抗癌剤治療の続き、放射線治療、その後の三ヶ月検診等でお世話になっていた。
なのに今年の1月中旬に検診を受けたのが最後で、女医先生とは会うこともなくこのまま別れてしまうの?
この前の子宮筋腫の手術後にも、しょっちゅう私の病室にも顔を出してくれて励ましてくれた。
このまま主治医の先生といい関係を保っていけると感じていただけに、担当医が変わるのはやはりショックである。

今度の先生は名前は知っているけど、一度も顔を合わせた事がない。
また一からの出発だ。

さっきまであれこれ悩んでいたけど、
これで私はまた手術を受けることに決めた。
今の形成外科の先生もいつどうなるかわからない。
腕のいい先生がいる間に乳輪と乳首を作ろう。
そして、3月末までに乳腺外科の女医先生にも感謝の気持ちを伝えて、キチンと別れの挨拶をしよう
コメント (2)
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形成外科診察♪

2007-02-22 | 乳房再建
昨年の11月22日にシリコンへの入替手術を受けて、調度三ヶ月目の診察だ。
今日はこれからのスケジュールを聞く予定。

10時半過ぎに病院へ行き、受付を済ませて形成外科の待合室で待機。
大体形成外科は患者が少ないのに、今日は珍しく小さい子供を連れた親御さんが多い。
少し待って診察室へ入る。

先生が電子カルテを見ながら
「手術、受けてよかったですね。」
「そうなんですよ!最初は子宮と卵巣を取るので喪失感を感じていたけど、がんが見つかったので結果的には良かったと思います。」
「手術しただけで、その後の治療はないんでしょ?本当に良かったですね!」

それから、手術した胸を診てもらいながら、今後の予定を聞いてみた。
「乳輪や乳頭をつくることになるんですけど…。。。」
と言われながら、パソコンの中から乳輪や乳頭をつくっていく画像をみせてくれた。
他にも乳輪や乳頭をつくった方の画像も何枚かみせてもらった。

「う~ん、私このままの胸でもいいと思っているんです。」
「温泉なんかに行った時に、目立つのは手術をした傷痕なんですよ。だから乳輪や乳首があった方が、視線がそっちの方にいくので逆に傷痕が目立たなくなるんですよ。」

そっか~、そういう見方もあるのね。
まあ、これから人前で胸を出すことはそんなにあるとは思わないけど、折角ここまで痛い思いをして手術してきたので、やはりつくった方がいいのかなっ?

「乳輪と乳頭の手術は部分麻酔で外来で1時間半くらいで出来るんですよ。ただ○○さんの場合、右脇の下がへっ込んでますよね。そこにおなかの脂肪を持ってきて入れると、もう少し胸の形が良くなると思います。それも部分麻酔でもできますが、脇にメスを入れて皮膚を剥ぐので入院して全身麻酔で手術する方をお勧めします。」

「先生、私、(子宮筋腫の)手術痕がボコボコなんですよ。こんなになるとは思いませんでした!」
「ちょっと診せてもらえますか?あぁ~、この傷は半年くらいしたら綺麗になると思いますよ。それでも気になるようだったら、手術で綺麗にしますよ!」

そう言いながら今度は、腹部のボコボコの傷痕を綺麗に縫合した画像を見せてくれた。
すごい!
みみず腫れのようにグニャグニャになった縫合部分が、before→afterで、すっごく綺麗になっている。

「ただし、この手術を一緒にやるとどうしてもクオリティが落ちてしまうんですよ。乳輪と乳頭の手術で1時間半くらいかけて細かい作業をして、その後に右脇の手術をして、最後におなかのぬい合わせがあると思ったら肉体的にもキツイですからね。出来れば別々の手術にして下さい。」
とキッパリ。

おなかのボコボコの傷痕はともかく、乳首をつくるかどうかは今は決めかねる。
今、無職だしこの際だから一気にやってしまうのも一つの手だもんね。そうすると生活はどうなるか?幸い(?)子宮がんだったということで入院給付金が出るかもしれないので、それを手術代に充てようか?

「社会的なこともありますから、いますぐに決めなくても手術することを決めたら看護師へ電話して下さい。その時にまた受診日や手術の予定を決めましょう。ただ、3月中旬から4月上旬は春休みに入るから避けてくださいね。」

そっか~、子供達が春休みの時に手術を受けるから今日は待合室に親子連れが多かったのね。形成外科は自分で手術の時期を決められるのでこれで納得。

さぁ、私はどうする?
いままでの私ならツンツルテンの胸でいいと思っていた。
が、今日先生の話を聞いて、どうせなら最後まで立派なおっぱいを完成させた方が後悔しないかもね。
手術はいつでも出来ると言われているし、働き出したら休みが取れなくなるし…。
いつも一人で決めていたけど、今夜、姉や母に相談してみようか
次回の診察は4月中旬。
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