MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

「西遊記」最終回は冗長だった

2006年03月20日 | 日記
 フジテレビのドラマ『西遊記』は、今日放送の第11回が最終回でした。う~ん、なんでこんな最終回なのだろうかとガッカリしました。
 ガッカリした原因は、ストーリー、役者の演技、堺正章の登場、セットのいずれでもありません。無駄なカットが多すぎるように感じられたことが原因です。編集が、これまでの10回と比べてずば抜けて悪く、冗長でした。「どうして同じようなセリフを悟空、八戒、悟浄の3人に、均等にしゃべらせるのだろうか」「筋斗雲で悟空が飛び回るシーンは必要だったのか」「三蔵法師が3人のことを、いきなり天界にいたときの官職名や通称で呼んだのだろうか(斉天大聖(せいてんたいせい)・孫悟空、天蓬元帥(てんぽうげんすい)・猪八戒、捲簾大将(けんれんたいしょう)・沙悟浄)」などなど。
 人気のあるテレビドラマは、「最終回・1時間30分スペシャル」のように、最終回の放送時間が長くなりがちです。面白ければいいのですが、最終回が無駄が多いと台無しです。もったいない。

<今日の一言>
じょうちょう【冗長】
(名・形動)[文]ナリ
くだくだしく長いこと。無駄が多くだらだら長いさま。
「―な文」
[派生] ――さ(名)
(三省堂「大辞林 第二版」)