さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

A Stranger at Green Knowe

2009-12-27 00:08:52 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数6300

Ping は祖国中国で両親を殺されイギリスに渡ってきた難民です。

また、ゴリラの Hanno はアフリカの森深くで両親や兄姉と幸せに暮らしていましたが、 Hanno が2歳のとき人間に家族を殺されロンドンの動物園に連れて来られ13歳になっていました。

ある日、動物園にやって来た Ping は Hanno に出会って、お互いの境遇を重ね合わせ Hanno に同情するのでした。

夏休み、 Green Knowe という古い家で Mrs Oldknow と過ごすことになった Ping はそこの自然の中で存分に楽しみますが、そんなとき動物園から逃走した Hanno と森の中で再会します。


野生動物と現代人の共生というのはそもそもそれぞれの存在が相反するものなので簡単なことではないです。

中途半端な気持ちで野生動物と接するとお互い不幸なことになりかねません。

Hanno の場合も、おとなしく生け捕られて冷たい壁に囲まれた動物園に戻って生きていくか、殺されるか、究極の選択に迫られていました。

結局、Hanno は突進する牛から Ping を救った後、射殺されてしまったのですが、
Ping は悲しいけれどそれが Hanno にとっては最良の選択だったと思います。

人間のエゴを嫌悪することはいくらでもできますが、今さら原始人のような暮らしもできませんし…

何かで読みましたが、地球の支配者となったものは地球の歴史上すべての者が滅びているそうです。

なるほど確かに

人間の歴史なんて地球の歴史に比べたらホンの瞬き程度
もうすでに人間は破滅の道に突き進んでいるような気がしないでもありません。




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