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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

戸隠代参講(戸隠講) お札配り

2014-06-22 | 松本の話題・情報
8年に一度ほど戸隠代参講の番が回ってきます。
今回は4月に入院した病気の事後のチェックを予約した日に代参日程が決まりましたので参加する事は出来ず、地区の世話人様に代参の代参を依頼しました。
過日、世話人様から「お札」が我が家に届けられましたので、今日はお札を講員の方に配り、代参に関わる経費を集める事となりました。
黒漆で塗られた角盆にお札を載せ、風呂敷でくるんで各講員宅へお届けします。



戸隠代参講の制度は江戸中期頃より創始され、交通不便の当時においては講員全員が内揃って参拝できないため、不参の講員は夫々代理の人をたて参拝せしめ、その年の五穀豊穣、家内安全等を祈願するとともに、聚長と講員との親交を深めてきたことがその成り立ちの趣旨との事です。


以前30代の時にも一度行ったことがあるのですが、その時は中社から奥社まで歩いてお参りをしました。
中社に戻ってきてからの冷えた蕎麦のおいしかった事、今まで一番美味いと感じた蕎麦です。



その昔は、住んでいる藩の外にはなかなか出れなかった時代もあったと思うのですが、そんな中にあって戸隠代参講は庶民の数少ない娯楽の一つだったのではないかと思います。





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