松本市は昨夜から降り続いた雨で市内を流れる河川の水位が上昇し、松本市内での人的被害は無かったようですが、あちこちで浸水若しくは浸水の一歩手前というところが沢山あったようです。
写真は今朝7:10頃の田川の様子です。
濁った水が波を作りながら勢いよく流れ下っていました。
一昨年の秋の大雨の時に、我が家の前を流れる小さな川が、田川から逆流した水で溢れ、土嚢を積み上げる事になってしまったのですが、やはりというか、今回の大雨でも水をのみこめずに氾濫し、消防がきて土嚢を積み上げることになってしまいました。
田川には沢山の小河川の水が流れ込んでいます。
田川の水量が増えると、小河川から田川へ流れ出す口よりも田川の水位が上がってしまうため、小河川の水は田川へ流れ出すことが出来なくなり、河川の周りに溢れ出しますし、もっと危険なことは田川を流れている水がこの小河川を逆流して溢れ出してしまうことです。
田川の河床の上昇はこのような場合、あちこちに災害をもたらす事は確かです。
何とかしてほしいものです。
≪とても気になった事≫
現松本市長は政策として「3K」をあげています。
この「3K」は「健康づくり」「危機管理」「子育て支援」の頭文字のKのつく3施策のことですが、今回気になったのは「危機管理」の中の情報伝達についてです。
隣の塩尻市では今回の水害についての情報を早い時期から市のホームページのTOPページで流していましたが、松本市は少なくとも今日の朝7時30分頃までは何も情報を流していませんでした。
通勤時間帯にあたり、市民がどの道が通れて、何処が通れないのか、電車は動いているのか知りたいと思ってアクセスする時間です。
「危機管理」、言葉で言うのは簡単ですが、実際に危機に直面したときにどのように動くのか、どのような事をしなければならないのか、常日頃の検討が必要な気がします。
この雨で長野県内では亡くなった方、行方不明になった方が残念ながらいらっしゃいます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、行方不明になっている方が早く元気な姿を現してくれることを祈っています。
また、県内で被災された方々にお見舞いを申し上げ、早く通常の生活に戻ることができるように願っています。
あのときは千曲川の近くまで流されたり、土砂の下敷きになって亡くなった方が10人もおられました。
今回の豪雨で被災された方が早く元の生活に戻られるようお祈りします。
家の裏の川もゴロゴロと音を立てて流れています。
せっかく増えた蛍の卵やカワニナが全部流されてしまったかもしれません。
元に戻るにはまた何年もかかりそうです。
自然を恐れ敬うという気持ちが希薄になってきているのかもしれません。
被災された方々が早く通常の生活に戻ることができるように願っています。
まだまだ梅雨前線が活発です。気をつけて下さいね。
全てを「異常な大雨」「異常気象」などという事葉で片づけてはいけないと切実に思います。
そして今は、これ以上被害が広がらないように祈るばかりです。どうぞ、お気をつけて。
ただ、これから前線が上がり、夜には雨が予定されていますので、気を付けたいと思います。
家の前の小河川が氾濫しましたが、我が家では大事に至らずホッとしています。
それにしても悩ましい雨です。
お見舞いいただきありがとうございます。
ちょっと錯覚があって、あたかもコントロールできているように思いがちですが、やはり、畏敬の念を持って接していないととんでもないしっぺ返しをいただくことになってしまいます。
お見舞いいただきありがとうございます。