mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

三九郎 余話(2)

2006-01-15 | 松本の話題・情報
先週、松本市誌で「三九郎」の呼称について調べてみましたが良く分らないというのが結論でした。

今日、松本市の1月15日号の広報が届きました。
中に「三九郎のへー」と言う記事があり、三九郎の呼び名について記載されていましたので、紹介したいと思います。

「三九郎」の呼称は諸説有って良く分らない、というのが結論でした。


市立博物館に残る資料によると、1678年正月に出された触書には「左義長(さぎちょう)」と記されていたのそうです。
そんなに古くからあった行事とは知らずに驚きました。

諸説(1)
道祖神の「神主福間三九郎」のお札が配られたことによる人名説。
諸説(2)
三九郎と呼ぶ木製の人形を備えることから人形名に起因する説。
諸説(3)
凶作・重税・疾病の三つの苦労=三九郎とする説。
諸説(4)
三本の柱を立てて九段に横木を渡す説。
諸説(5)
松本城を築いた石川氏時代の文書に三九郎という人物が三人登場していることから、石川氏との関係が深いのではという説。

何れにしても、300年を越えて伝わってきた行事です。
無くならない様にしたいものです。

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