シソ科イヌハッカ属 日本語では犬がつき、英語では猫がつく名前
イヌハッカの名前の由来
「犬」がつくのは「役に立たない」という意味です。
「薄荷」は漢名からきており、お菓子の香りづけのほか、漢方薬の生薬としても古くから使われていたようです。
こちらは、薄荷には似ているけれど、薄荷の用には役立たないことから、「イヌハッカ」になりました。
「薄荷」には「メントール」という成分が含まれているが、「イヌハッカ」には、含まれていません。
長野県で野生化し、別名を「筑摩薄荷」ともいいます。
英名はキャットニップ (Catnip)
英名であるキャットニップは「猫が噛む草」という意味。
この草に「ネペタラクトン」という猫を興奮させる物質が含まれているからなそうです。
しかし、全ての猫が好むわけではないようです。「マタタビ」に反応しない猫は「キャットニップ」にも反応しない気がしますが……
ハーブの一種です
役立たずの意味の「イヌ」がついていますが、ハーブであり、肉料理の香りずけや、サラダ、スープ、ハーブティに用いられるほか、乾燥させて、ポプリにしたり、入浴にも使えます。
キャットミントは、ほふく性ですが、キャットニップは立ち性です。
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