花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

イヌハッカ(犬薄荷)・キャットニール

2011年07月06日 | 草花・植物

シソ科イヌハッカ属  日本語では犬がつき、英語では猫がつく名前

イヌハッカの名前の由来

「犬」がつくのは「役に立たない」という意味です。
「薄荷」は漢名からきており、お菓子の香りづけのほか、漢方薬の生薬としても古くから使われていたようです。イヌハッカ
こちらは、薄荷には似ているけれど、薄荷の用には役立たないことから、「イヌハッカ」になりました。 
「薄荷」には「メントール」という成分が含まれているが、「イヌハッカ」には、含まれていません。
長野県で野生化し、別名を「筑摩薄荷」ともいいます。   

英名はキャットニップ (Catnip) 

英名であるキャットニップは「猫が噛む草」という意味。
この草に「ネペタラクトン」という猫を興奮させる物質が含まれているからなそうです。
しかし、全ての猫が好むわけではないようです。「マタタビ」に反応しない猫は「キャットニップ」にも反応しない気がしますが……

ハーブの一種です

役立たずの意味の「イヌ」がついていますが、ハーブであり、肉料理の香りずけや、サラダ、スープ、ハーブティに用いられるほか、乾燥させて、ポプリにしたり、入浴にも使えます。

キャットミントは、ほふく性ですが、キャットニップは立ち性です。

 

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