花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ニリンソウ・イチゲ

2008年10月16日 | 草花・植物

・━★::ニリンソウ(二輪草)・イチゲ(一華)キンポウゲ科イチリンソウ属::★━ 

春に芽を出し、清楚な花を付け、葉が消えるまで、僅か2か月足らず。残りの夏、秋、冬の長い期間を地下で眠り続ける。
「イチリンソウ属」の仲間には「二輪草、三輪草、蝦夷姫一華、雪割り一華、東一華、菊咲き一華」がある。

≪ニリンソウの別名≫  ソババナ、ヤマソバ(地方によってはエンレイソウをヤマソバと呼ぶ)

≪名前の由来≫
イチリンソウ(一輪草) :名前のとおり、一つの茎に一輪の花を咲かせる。
ニリンソウ (二輪草) :   〃            二輪    〃
サンリンソウ(三輪草) :   〃            三輪    〃

イチゲ    (一華)  :これも名前のとおり一つの茎に、一つのを咲かせるが、その気高さを持った花の様子から「華」を使ったと思う。

  
  2007/4/27仙台市 ニリンソウ                2007/4/3仙台市キクザキイチゲ

 ◆◇◆◇◆◇◆一華◆◇◆◇◆◇◆
「一華(一華)五葉を開き、結果自然(じねん)になる
開くのは心の花。結果は清浄無垢な心。

≪山菜 ≫ 
ニリンソウは、地域によっては、束ねて「山菜」として売られているらしい。癖も苦味も無く、しゃきしゃきとして美味しい。葉と茎をおひたしや汁の実にする。ただし葉は、猛毒として知られる「トリカブト(キンポウゲ科)によく似ているので、採集に当たっては、十分注意しなければならない。
                          
               



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