花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ハクウンボク(白雲木)・エゴノキ科

2013年05月29日 | 草花・植物

青空に満開の花。空を覆いつくす白い雲のように見えることから付いた名前。
この樹の地方名はたくさんありますが、その名前は「大きい葉」に由来するものが多く、別名としての代表は「オオバヂシャ」で、学名もこの「ヂシャ」から取られています。

オオバヂシャ(大葉萵苣)は、「大きい葉のチシャ(エゴノキ)」という意味ですが、花と実が良く似ています。(ページの下段にエゴノキの画像があります)

「ハクウンボク」も「エゴノキ」も「エゴノキ科エゴノキ属」、「落葉高木」で、用途は違いますが、用木です。

    

ハクウンボク花の数に比べて実が少ないのは「ヒヨドリ」がこの花をついばむからです。

身体が大きく、大食漢のヒヨドリに眼をつけられたら、一房なんかあっという間に食べつくされます。

幼苗だったころ、家のワンコが皮を食べちぎり、すんでのところで枯れそうだったのですが、今は立派な大木。
定期的に切り戻しをしなければならないほどに育っています。

葉がかなり大きいのですが、丸みがあるので、うるささを感じることもなく、庭木としても、楽しめます。

葉が大きいためか、地植えでありながら、天気が続いた時は葉水をあげないと、葉が萎えてしまします。

 エゴノキより少し早く咲きます。エゴノキついてはhttp://www18.ocn.ne.jp/~momono11/egonoki.html
下の画像は「エゴノキ」です。葉のサイズと形は似ていませんが、花と実は似ています。
  
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-06-06 07:51:33
真っ白な花、順序正しく整列するなんて。
清純でその姿、いい花ですね。
水分をほしがるとか、大木にしては
珍しいですね。
そしてまたまたここにヒヨドリさまの登場。
きっとこの実はおいしいんでしょうね。
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