花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ノウゼンカズラ(凌霄花)夏の空に映える

2012年08月07日 | 草花・植物

ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ   蔓性落葉樹ノウゼンカズラ

凌霄花ノウゼンカズラ
この花が咲きだすと「夏」だなぁと、改めて季節を感じます。
空に向かって咲きだすノウゼンカズラが揺れるさまは「夏の象徴」の一つと言えると思います。

名前の由来  
漢名の音読みの凌霄(りょうしょう)が、ノウセウ→ノウセウカズラ→ノウゼンカズラと、転訛したといわれています。
カズラは蔓性の意味です。
「凌」は”しのぐ”、 「霄」は”そら”の意味ということらしいので、まさに空に向かってどんどん伸びるさまは、漢字の示す通りの花です。

木根を出して、他のものに付着してぐんぐん蔓を伸ばします。
挿し木で育てたノウゼンカズラですが、成長するに従って、どんどん繁茂。
地下茎からも芽を出し、このままでは収拾つかなくなると思い、鉢にしました。
背の高い支柱を使って、出来るだけ高い位置に花が出来るようにしています。

漢方薬として平安時代に中国から渡来。古くから垣根などとして親しまれてきました。利尿などに効くとされていましたが、今は使われていないようです。
花の蜜が「毒」ともいわれていますが、これも根拠がないようです。

 英名は花の形からチャイニーズ・トランペット・バインやチャイニーズ・トランペット・フラワー
アメリカノウゼンカズラは小ぶりで赤橙色
花を覗くと             原発廃炉に向けて



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1 コメント

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Unknown (にんじんおじさん)
2012-08-08 08:05:43
ほんと、この花咲き出すと夏です。
そして暑いのに夏バテもせず
毎日毎日咲き続けるんですよね。
不思議なのは各家庭で花の色が
微妙に違うんです。
お袋の味のように・・。

でも名前にこんな深い意味を
持っていたんですね。
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