花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

クマガイソウ(熊谷草)、ホロカケソウ(母衣掛草)、アツモリソウ(敦盛草)・名前の由来

2007年06月08日 | 草花・植物

 ★.:・*.・.:☆.クマガイソウ(熊谷草)・アツモリソウ(敦盛草)  ラン科アツモリソウ属 ★:・*.・.:☆.

 花の名前に興味を持った最初の花が「クマガイソウ」。ブログやHPで公開しようと思ったのも、この花がきっかけというわけである。
大きく広げた二枚の葉が特徴的。葉の中心にふくっらしたピンクの唇弁を一つ咲かせる。「アツモリソウ」は花の形はよく似ているが、葉が「エビネ」や「シラン」に似た細長い楕円形をしている。福島県に群生地があり公開している。知人が写真をとってきたが、それは見事な群生地である。環境が良ければよく増えるようで、我が家も2本いただいたものが、毎年よく増え花も付いている。

≪名前の由来≫

クマガイソウ ふっくらとした唇弁を源平の合戦のさい、平敦盛を討った、熊谷直実が背負った弓矢を、防ぐ母衣(ほろ)に見立てた。母衣は、後方からの流れ矢を防ぐ武具。敵同士で、方や打ち滅ぼされたアツモリソウの属というのが、哀しい敦盛を慰めているようで、名付けた人の心根がしのばれる。

タイワンクマガイソウ 自生地が台湾であることと、葉の先端が尖っていることと、花弁の色が白いこと。他の特徴は同じ。

アツモリソウ クマガイソウとの比較でやさしい姿を敦盛に譬えている。

 福島県にクマガイソウの群生地があり公開しているようです。知人が写真を撮ってきましたが、それは見事な群生地でした 。 群生地はここだと思う

 

2007/5/5撮影

  
2008/05/08撮影                 「アツモリソウ」

 

 

ずいぶん増えてきた 2010/5/8

2012.05.06

今まで「クマガイソウ」だと思って育てていましたが、葉の形、側花弁、唇弁の色をよく見ると「タイワンクマガイソウ」でした。
タイワンクマガイソウの葉は先端が少しとがっています。クマガイソウは丸くなっています。
花弁はタイワンクマガイソウは白、クマガイソウは黄緑色です。
タイワンクマガイソウの方が小ぶりとありますが、我が家のものは、店で売られている「クマガイソウ」よりかなり大きな花です。

2012.05.09追記

 

         

 



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