花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

バイカウツギ

2007年06月10日 | 草花・植物

 

☆.:*:・''・:*:.☆ バイカウツギ(梅花空木) ユキノシタ科 ☆.:*:・''・     

空木と名のつくもののうち、クウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ、ガクウツギ等があるが、これらは「ユキノシタ科」のようだ。
他に、空木と名のつくものには、「スイカズラ科」「バラ科」「ドクウツギ科」のもがあるがあるが、茎が空洞になって空いているものには、「空木」の名がついているものが多い。
前に「木釘」として使われるくらい、硬い枝だというのも読んだ記憶がある。
確かに枝は硬く、乾燥させると、「いぼ竹」の代わりに、草花の支えにも使える。
新芽が1メートル以上も伸びるので、切って乾燥させている。

とにかく花が美しい。
撮影2007.6.5 庭
雨上がりの夕暮れ時の満開の花は幽玄の世界に誘ってくれる。
香りも淡く優雅である。

名前に梅花とつくのは、花が梅の形をしていることだが、この名前をつけられた植物は実に多い。
奈良時代は「うめ」、平安は「むめ」と表記し、古来から日本人は桜と梅をこよなく愛し、詩歌にも多く歌われてきた。

                       


 



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