ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

あけましておめでとう、2021年

2021年01月23日 | 9才~9才半
2021年が明けました。

新型コロナウィルスの影響で、すべての国のすべての人々の生活が、大きく変った。

ポジティブな見解を持っていても、テレビやインターネットの情報で、不安になりやすく、
不安だと、ネガティブになるので、最近、必要な情報だけメールで確認するだけとなって、
テレビのニュースは、ほとんど、観なくなった。

娘の宿題や学校の情報収集に集中する方が、頭の中が、スッキリする。

去年の今頃は、まだ、ここまでウィルスの影響が、浸透されてなかった。。。

フランスでは、「第3波」が来ていて、感染者数は、増えている。
イギリスで発見された変異ウィルスに警戒し、昨年末から、国境が封鎖。

とうとう、
昨年同様、来月15日から、娘の通う学校も、閉鎖になる予定。

いつもの南フランスは、冬でも、青空があるのに、今年は、どんより、曇り空の日が続き、
なんだか、気持ちまで、どんよりになってくる。。。

幸い、娘は、まだ、「子ども」なので、順応性があり、
小学生なので、少し分からない学習内容でも、大人が手助けできる。

彼女のクラスは、2学年編成で、最終学年の5年生がいる。
毎年、この最終学年の児童は、「スキー旅行」が課外活動として、組まれているけど、
たぶん、この調子だと、行けそうにない。

娘は、4年生なので、今年は、この「スキー旅行」は予定にはないけれど、
大好きなハリー・ポッター先生の授業を、去年同様、インターネットで受けることになる。

去年の3年生、新型コロナウィルスの「第1波」により、学校封鎖になり、
課題を、毎朝、インターネットで受け取り、娘に渡して、説明して、こなしていく生活は、
本当に、辛かった・・・。

その生活が、また再び来るとなると、気が遠くなる。

去年の経験を活かして、何とか、円滑に学習をこなして、前向きに生活していくしかない。



大好きなハリー・ポッターの衣装を身にまとい、魔法使いに変身☆



同じクラスの親友と、一緒に、本屋さんへ行って、日曜日の朝の散歩♪

もうすぐ、クリスマス☆

2020年12月02日 | 9才~9才半
12月に入って、外出禁止令に段階的な解除があり、
ファッション関係のお店や小物販売店、おもちゃ屋さん、書店等が、開くようになった。

そう、もうすぐ、クリスマスがやってくる。
プレゼントを買うにも、お店が閉まっていたら、話にならない。

外出禁止が発令される前日の10月30日、
私と娘は、ラ・シオタ市のショッピングセンターに行き、
あらかじめ、クリスマス・プレゼントを、購入した。

ちょうど、いろいろな店では、クリスマスに合わせて、セールを開催し始めた矢先に、
政府からの通達で、再び1ヶ月以上も閉める事になり、人だかりも多く、慌しかった。。。

お目当ては、12月1日からクリスマス・イブの24日までの「日付カレンダー」

このクリスマス用のカレンダーは、24個の小窓があり、毎日1日ごと、子ども達は、その小窓を開けて、
中に入っているチョコレートや小さなオモチャを取り出し、飾ったり、遊んだりする。

ヨーロッパでは、普通の慣習的なこのカレンダー。

アイルランドでは、見たことあったけど、別に、自分用にまで、買って楽しむことはなく、
やっぱり、子どもがいる家庭ならではの品物。

我が家では、娘の幼稚園時代は、アニメ・キャラクターのチョコレートだったけれど、
チョコレートは、歯に悪いし、食べたら、それまで。

小学校に入学してから、娘と選んで、レゴ・ブロックのオモチャが入っているカレンダーに☆

今年は、もちろん!大好きな「ハリー・ポッター」♪


日付に合わせて、小さい窓を開けると、レゴ・ブロックが入った袋がある。
袋を開けて、組み立てると、これまた、ミニチュアサイズで、可愛い♪


ハリーポッター大好きな娘は、8才の誕生日プレゼントで貰ったシリーズと合わせて、遊び始めた☆

毎日、こうして、1つずつ小窓を開けては、クリスマスを心待ちにする。

小学4年生☆ハロゥイン秋休み♪

2020年11月01日 | 9才~9才半
秋、9月に入って、娘は、小学4年生になった。

今年は、新型コロナウィルスの影響で、一体、どうなるんだろう・・・?と、
学校に通わせる親にとって、皆、本当に、辛いスタートとなった9月。

学年の担任の先生は、入学当時から、娘の憧れだったクラス。
と、いうのも、「ハリー・ポッター」の熱狂的なファンの先生で、教室が、「魔法の世界」
ノートも、鉛筆も、カードも、算数で使う手作りのお金も、すべて、「ハリー・ポッター」

小学校入学当時の6才に、この4年生のクラスを覗いた娘は、ジャンプして、このクラスに入りたがっていた。

新学期、念願だったこのクラスに、やっと入ることができて、本当に、嬉しそうにしていた。

ハリー・ポッター先生は、とても丁寧で、優しい女性の先生。
昨年の3年生の担任の先生も好きだったけど、また、違って、良い先生。

ハロゥイン・秋休みに入って、
第2波のコロナウィルスが、欧州を襲い、10月30日から、フランスでは、再び、「外出禁止」が発令された。

「外出禁止」が発令される前、
秋休み最初の週は、夫の両親と、娘と私、4人で、動物園に遊びに行った。



生まれて初めて、娘は、祖父母と動物園に行き、とっても楽しい午後を過ごした。

動物園のお土産屋さんで、フクロウのぬいぐるみを買ってもらい、大喜び♪
そう、ハリー・ポッターの大ファンな彼女は、一番に、フクロウのぬいぐるみを見つけた。

私も、幼少期、青年期、成人しても、結婚しても、祖父母と過ごした思い出は、貴重なもので、
どこかに一緒に出かけたり、旅行したりしては、土産屋で、何か買ってもらった。

あの頃の思い出は、今となっては、かけがえのない宝物。
祖父母を囲み、父や母だけでなく、叔父や叔母、弟、妹、従妹達と過ごした。
一般的な、ごくごく普通の家庭環境で、それが、本当に、良かった。

今日は、11月1日。
ヨーロッパでは、「万霊祭」で、お墓参りの日。
日本でいう「お盆」の日。


秋休み、第2週目。
夫の両親と、娘と私で、今度は、森に行き、ピクニック☆


「スーパーマリオ」が大好きな娘は、現実の世界で、初めての「きのこ狩り」に行き、大喜び♪

9才の誕生日おめでとう☆

2020年08月06日 | 9才~9才半
あれよあれよ、夏休みの中半。

先月24日に、娘は、満9才になった。

その日は、本当なら、母国・日本の東京で、夏季オリンピックが開催される日だった。
けれど、新型コロナウィルスにより、世界が、劇的に変化し、開催予定は、来年の7月23日に延期。

予想を遥かに超えた展開で、とまどうどころか、皆、パニック状態。。。

仕方ない。

こんな展開になるなんて、誰も、考えてなかったし、誰かのセイでもない。

娘は、日本に遊びに行く予定も延期になり、24日に、実家に電話をした際、
従妹、従弟に「誕生日、おめでとう!!」と、お祝いしてもらっても、なんだか、切ない様子だった。

近年、「世界が、つながり、小さくなった」と言われても、こういう展開になった場合、すぐには会いに行けない。

国境を越える事が、容易だった以前からすれば、今、コロナがある世界では、国と国を行き来する事が困難で、
完全に「世界が、切れている」・・・。

娘は、ここ、フランスで生まれ、フランスの現地の学校に通い、フランス人として成長している。

「私は、フランス人。でも、ママの国、日本には、家族がいるから、会いに行かなくちゃ」
「美味しい大好きな日本食も食べたいし、大好きなコンピューターゲームのキャラクターに、会いに行きたい!」と、
今どきの日本オタクなフランス人。

9才ともなると、小学生中学年なので、遊び方も、高度。
コンピューターゲームのキャラクターの絵を描いて、一人で添削作業までしている。

日本オタクな友達の家に遊びに行ったら、
部屋で、日本の(フランス語に訳された)マンガを、仲良く並んで座って読んでいる。

幼少期のハローキティで、いっぱいだった世界を、「赤ちゃんで、かっこ悪い」と感じている。
ママからしたら、あのヨチヨチ歩きで、言葉もおぼつかない、無邪気だった頃が懐かしい・・・。

コロナで、本当なら、我慢しなくても良かった事を、我慢しなくてはならない世界となった中、
楽しみな事を探しつつ、生活し、日々、成長している。


バースディ・ケーキも、今年で、9回目☆
今年は、娘が選んだ「ユニコーン」の絵柄付き♪
招待した子ども達には、好評だった。


今年で、3回目の誕生日会☆
3才の幼稚園時から、ずっと一緒のクラスメイトを招待。
プールで遊んで、大ハシャギ♪


初、女性マルセイユ市長☆

2020年07月07日 | 8才半~9才
今年3月中旬、
フランスでは、統一地方選挙の第1回目の投票日が終了後、
その2日後に、「外出禁止令」が出たため、看板も何もかも、設置されたまま、
まるで、ホラー・ゾンビ映画「アフター28ディズ」のような状態だった。

4ヵ月後の先週の日曜日、
2回目の(決選)投票が行われた。

その結果、
各地方で、エコロジー・緑の党が勝利し、
フランス第2都市のマルセイユでは、市長に、歴史上、初の女性市長が誕生した。

未だかつて、マルセイユで、女性が市長に選ばれた事はなく、
地中海沿いの開放的で賑やかなここ南フランスの、
古い歴史を持つ港街のマルセイユで、時代の流れからしても、画期的なこと。

移民で栄える都市でもあるマルセイユ。
移り住んで来た古代ギリシャ人が作り上げた都市とも言われ、本当に、歴史が深い。

様々な顔を持ち、
近年では、国立自然保護区域にも指定されている地中海沿岸の自然を守る活動が盛んで、
子ども達に、自然の豊かさや大切さを知ってもらうエコ教育活動が重視され、ヨーロッパでも、注目を浴びている。

ますます発展していくマルセイユの市長に、初めて、女性が就任。
期待が寄せられている。


ロンシャン宮
美術館と博物館が連なってあり、裏側は、緑豊かな公園になっている。


マルセイユの旧港の風景。
ちょうど、10年前は、何度となく、マルセイユに足を運んだ。


丘の上にそびえるノートダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂。
旧港から出ている観光用のトロッコ・バスに乗って、この丘を登る事が出来る。