てっ-せん【撒饌】《名》神前の供え物を下げること。献饌(けんせん)に対していう。
(小学館『日本国語大辞典』)
筑土八幡神社では、宮司さんに祝詞をあげてもらった。「都の巽、牛込の…」などと、正確な文句は覚えていないが、文語調と大和言葉が適当に混ざった七五調のようなもの。何となく、原型は明治時代以降に作られたのではないかと思った。興味深いものなので、ビデオに撮っておけばよかったと少し後悔。
産土神からの記念品として、お守り袋と小さな犬の置物,、そして「撒饌」と書かれた乾菓子を拝受。初めて目にした言葉だったので「へえ」と思った。私の実家の辺りでは、棟上の際に、屋根から施主が餅(五円玉が入っていたような気がする)を撒いたりすることがある。詳しいことは分からないが、これも氏神などの神事に則ったもの。「撒饌」というのも、それに似たような位置付けかもしれない。
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