mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

万博記念公園

2023-03-11 | 旅行
今回の大阪行きは、
万博記念公園内にある、
国立民俗学博物館で開催中の
特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」を見るためでした。

その中にモラも展示されているというので行ってきました。

でもまあ、万博公園といえば「太陽の塔」ですから、
そこから話は進めたいと思います。





太陽の塔を見るのも久しぶりのことでした。




太陽の塔の裏の顔はご存知ですか。


1970年、大阪万博で披露された太陽の塔は
その形からして衝撃でした。



今は、正面広場にポツンと立っていますが、



当時はこんな様子だったそうです。

もちろん私も行きましたが、
さっぱり覚えていません。

とにかく人が多くて、
人の中に揉まれていた記憶しかありません。

なんと、この時、
6421万人もの人を集めたそうです。

万博閉鎖後は、ほぼ全てのパビリオンが撤去されましたが、この太陽の塔は永久保存が決まりました。

そして半世紀以上、
万博公園の顔として人々に親しまれています。





ちょっと驚かせてしまいましたか。

太陽の塔の内部です。






写真を撮っていい範囲内のものですが、

階段で上部へ登ります。

そこには原生類時代から哺乳類時代へと
41メートルに及ぶ<生命の木>がそびえていました。

頂上に向かって進化する生物が見られます。

三葉虫や、オーム貝、恐竜、オランウータン、クロマニヨン人と大きなオブジェが迎えてくれます。

実は、内部に入る前は、もっとシンプルな造形を想像していたので、
これにはびっくりしました。

わずかに両腕に当たる部分に残る、
巨大なボルトにイメージする塔の原点を見た気がしました。

それにしても、
高さ70メートル、基底部の直径20メートル、
腕の長さは25メートル、

大きいです!

まあ、異様といえば異様ですが、

こんなにも親しまれてきた物もないかと。




最後に、

太陽の塔の三つの顔について、

お腹についている「太陽の顔」は現在を、
頂部の「黄金の顔」は未来を、
背面の「黒い太陽」は過去を表しています。

ただ、この塔自体が何を表しているのかは、
作家本人が何も語っていないのでわからないそうです。





太陽の塔の内部を見て、

いよいよ博物館へ向かいます。




この案内版に導かれて、

博物館へ向かいます。





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