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mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

別府市公会堂

2023-11-09 | 雑記
きのうは、別府市公会堂で、
「ゴッホの作品と生きた時代」と題した
講演会がありました。

大分県立美術館の
学芸企画課長 宇都宮 壽さんの講演でした。

誘われて行ってきたのですが、
椅子に座ってじっくり人の話を聞くなんて、
いつぶりのことでしょう。


講演の後、
せっかくですので、公会堂の見学をしてきました。




レトロな外観の素敵な建物です。





建物は昭和3年に建てられ、
戦争もはさみ、変遷もあったようですが、
平成28年に当時の正面階段を復元した形で
リニューアルされました。






この階段です。

一階のメモリアルロビーで見ると、
その変遷がわかります。

中を見ていきましょう。


外階段からは入れなくて、
二階正面玄関を建物内部から見たところです。










扉の横は古いタイルです。

階段があることで、外からは二階建てのように見えますが、実際は階段高さが一階部分に当たる、三階建てとなります。

建物入り口は階段横にありました。


こちらは、
2階にある第二会議室です。




照明も素敵な広い部屋です。






部屋へは土足厳禁でした。






三階の廊下から正面に見るステンドグラスです。





ステンドグラスは、二階から三階の踊り場にあります。

星と月が印象的なステンドグラスですが、

他にも探すと⭐️のモチーフを見つけられます。










窓のアーチもレトロ感を演出しているようです。





こちらは一階講座堂の窓
(ここで講演会がありました)





他のお部屋の多くもアーチ窓のようです。




一階のメモリアルロビーです。

古いピアノが置かれていましたが、
1952年、アルフレッド コクトーが弾いたグランドピアノだそうです。

この公会堂の歴史を知りたかったら、こちらで見ることができます。


一度行ってみたいと思っていた別府市公会堂、
興味深い時間を過ごすことができました。

ここは公民館なので、
市民によるいろんな講座も開かれていて、
一階奥には整備された料理室もありました。




最後に、

外壁のスクラッチタイルにも歴史があります。

昭和初期に流行った物らしいのですが、
改修工事の際、地中から風化していないこのタイルが見つかったそうで、

外壁は当時の色に近いものになるそうです。


とても素敵な建物でした。






















コメント (6)
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