きのうは、別府市公会堂で、






照明も素敵な広い部屋です。



三階の廊下から正面に見るステンドグラスです。

ステンドグラスは、二階から三階の踊り場にあります。



こちらは一階講座堂の窓



「ゴッホの作品と生きた時代」と題した
講演会がありました。
大分県立美術館の
学芸企画課長 宇都宮 壽さんの講演でした。
誘われて行ってきたのですが、
椅子に座ってじっくり人の話を聞くなんて、
いつぶりのことでしょう。
講演の後、
せっかくですので、公会堂の見学をしてきました。

レトロな外観の素敵な建物です。

建物は昭和3年に建てられ、
戦争もはさみ、変遷もあったようですが、
平成28年に当時の正面階段を復元した形で
リニューアルされました。

この階段です。
一階のメモリアルロビーで見ると、
その変遷がわかります。
中を見ていきましょう。
外階段からは入れなくて、
二階正面玄関を建物内部から見たところです。


扉の横は古いタイルです。
階段があることで、外からは二階建てのように見えますが、実際は階段高さが一階部分に当たる、三階建てとなります。
建物入り口は階段横にありました。
こちらは、
2階にある第二会議室です。

照明も素敵な広い部屋です。


部屋へは土足厳禁でした。

三階の廊下から正面に見るステンドグラスです。

ステンドグラスは、二階から三階の踊り場にあります。
星と月が印象的なステンドグラスですが、
他にも探すと⭐️のモチーフを見つけられます。


窓のアーチもレトロ感を演出しているようです。

こちらは一階講座堂の窓
(ここで講演会がありました)

他のお部屋の多くもアーチ窓のようです。

一階のメモリアルロビーです。
古いピアノが置かれていましたが、
1952年、アルフレッド コクトーが弾いたグランドピアノだそうです。
この公会堂の歴史を知りたかったら、こちらで見ることができます。
一度行ってみたいと思っていた別府市公会堂、
興味深い時間を過ごすことができました。
ここは公民館なので、
市民によるいろんな講座も開かれていて、
一階奥には整備された料理室もありました。

最後に、
外壁のスクラッチタイルにも歴史があります。
昭和初期に流行った物らしいのですが、
改修工事の際、地中から風化していないこのタイルが見つかったそうで、
外壁は当時の色に近いものになるそうです。
とても素敵な建物でした。